云わずと知れた、毎週日曜日の朝にやっている長寿番組。
旅紀行の番組ですが、この主題歌が「超絶怖い!!」七咲です。
なんだかメランコリックな曲調といい、ひたすら逃避しているような歌詞と言い
子供心に怖かったのを覚えていますが(怖い怖いと言いながらフルで歌えますが)
大人になった今でも、日曜の朝から聴くにはパンチが効いてるぜ!と
思わずにはいられません。
(暗い主題歌の後に始まる番組の明るさとの相違がまた何とも言えない)
こないだたまたま偶然チャンネルが合ってしまい、「ひいゃあああ」と
反射的にチャンネルを変えようとしたのですが、よくよく聴けば
ちょっと編曲が変わっていたので、思わず興味をもちまして。
最後まで聴いていると歌ってたのはchageさんでした。(テロップで解った)
しかし誰が歌おうと、「遠くへ行きたい」は「遠くへ行きたい」を越えられないんだな
と(編曲を軽快にしようとも、声質に温かみをもたせようとも)気付いた次第です。
この名曲の良さが解らんとは!これだから若造は!!
と怒られるのを重々承知で、旅繋がりの記事を書く今、
カミングアウト(?)してみました。
というわけで、遠くへ行きたい6月は、旅行の月。
毎年、あちこち行きたい場所を候補地に挙げては一つに絞る作業をするので
メンドクサイといえばメンドクサイ。
もう、10年先まで計画たてとけば?
って気分にもなります。
そんな気分に任せて、今まで計画を立てては倒れてきた候補地を
ざっと10年分上げておきます。
■北海道。
北海道は広すぎて、二泊三日とかで行くのが勿体ない気がするんですよね。
1カ月くらい、軽トラ借りて放浪したい広さですよ。
行くのをためらってしまうくらい観光名所が粒ぞろいなイメージの北海道ですが
行きたい所はどこだ?と問われれば「ふらの!」と即答できます。
サッカー漫画「キャプテン翼」の松山くんがいた小学校だから(オタク!!)。
ふふ。七咲も、ついに、ちょっと前に流行した「歴女」ってやつの仲間入りですか。
歴史上の人物の痕跡を求めて旅をする女子。歴女。
松山くんももう今となっては、(漫画の)歴史上の人物と言えるからな。
こんな形で流行りものにのっかるとは、なかなか見上げた根性だぜ。
ま、当然その提案は旦那様に却下されたんですが。(行き先がふらの小学校って!)
あとは、雪まつりかなあ。胸まで雪に埋もれたい。雪だるまの仮装をしても良い。
と、大雪を夢見る提案も却下されたんですが。
即座に却下をくらう旅の提案しかできない北海道へ旅立つ日は遠い。
■松島
死ぬまでに日本三景はみとかないと駄目なんじゃないかな。と思うものの
比較的近所の「天橋立」も見てないのに「松島」まで行っちゃっていいのか。
やはり松島は最後のお楽しみじゃないか!ということで中々、行けません。
なかなか行けないのは、「天橋立」が、なかなか不便な所にあるからです。
これまでにも何度も計画を立てましたが、交通の不便さから毎年頓挫してます。
やはり、松島に先に行って、天橋立を最後にすべきかもしれません。
■箱根
雪の箱根に行きたい!雪!とにかく雪!
しかし旦那様を始め、友人知人とも、「真冬に旅行するなんて!!」という
雪ノーサンキュー!な人たちしか周りにいないので冬には行けそうもないです。
■熱海
新婚旅行は熱海!日本のハワイ、熱海!といわれた一昔前を思うと
昭和生まれとしては、行っとかないと駄目なんじゃないかな!
と思うものの、夫婦そろってあまり温泉に興味がないんですよね…
■日光
何県にあるのかも知らなかった。今見たら栃木だった。栃木ってどこ?だ。
「日光をみずして結構というなかれ」、と昔の人にいわれているので、
結構、という言葉を普段から頻繁に使っている身としては
贖いの意味も込めて、早く!出来るだけ早く、行っとかないと駄目なんじゃないかな!
って焦りがありまする。
■富士山
日本人なら、行っとかないと駄目なんじゃないかな!
いつも新幹線から眺めるだけの富士山。
いつも、っていうか、晴天の日にしか見えないので、1回しか見たことないけど。
あとは、飛行機に乗った時に「富士山だよ!」って友人に言われたときには
精神状態がそれどころじゃなかったから「富士がなんぼのもんじゃあ」って思ったけど。
■高知
最近候補地にあがったが、NHKの竜馬ブームで人多いで、と敬遠。
やはり旅行は、ほどほどに人がいない時期を狙っていくのが良し。
■宮崎
県庁舎で知事(の立て看板)と写真とりたい!と思っていたら
立て看板の知事には引退された。旬は逃さず見極めるべし!
■屋久島
天然記念物の杉をぜひ見たい!と長年思っていたが
実際行った友人から、「無理。体力的に、無理」と言われてて躊躇いがある。
もう一人からは、「観光じゃないよ。体育会系の合宿だよ」とまで言われた。
普段アスファルトを歩き、エスカレーターで移動し、疲れたらすぐさま自販機で休憩。
そんな日常にいると、自然は踏み入るのに相当な覚悟がいる。
■沖縄
夏の沖縄は、眼球まで日焼けする。
と、会社の上司を見て知っている。
そして彼は、自分の上司に「そんな色(日焼け)して会社出てくんな、ボケェ!!」と
烈火のごとく怒られ、5日間の有給のあと、さらに5日間自宅謹慎していた。
休憩室で「日焼けなかったことにしますサロンってないかな」と真剣に相談された思い出。
(あと台風で帰ってこれなかった上司も知っている)
(やはり、「ちっとは頭使って旅行に行かんかいボケェ!!」と電話で怒られていた)
販売業は、プライベートも気が抜けない。
そんな暑い沖縄に、6月に行ったら日焼け死ぬ!駄目だ!!
行くなら絶対冬だ!!でも旅行は絶対6月だ!と微妙な矛盾を抱えて
沖縄に上陸できる日は遠い。
と、上記であげた通りの吟味を毎年繰り返しているんですが
今年も繰り返しました。
最終の絞り込みは、「伊豆・箱根」と「鹿児島」だったのですが
去年の行き先が「横浜・鎌倉」だったので、途中まで旅程が一緒!!というのがあって
じゃあ今年は鹿児島で!と、鹿児島に決まりました。
(西と東、毎年交互にいくとよろしい)
そうして鹿児島までのパックツアーを検索するものの
せっかく九州新幹線が開通しているにも関わらず、博多で乗り換え。
結局、博多で乗り換えるのか。
乗るのが在来線か、新幹線かの違いだったようです。
七咲、大阪から鹿児島まで、ノンストップで行くんだと思ってましたよ。
乗り換えだと、降りて走って、酔い止めの効果が一旦止まるので、
乗り換えた瞬間に酔ったりする。
もしくは、酔い止めの眠気が最高潮の時に無理やり起きるので体調が狂う。
これは、どうしたものか、と悩んだ結果。
じゃあもう博多でいいんじゃない?!
と、旦那様と意見の一致をみて、博多に行くことに決めました。
そろそろ、移動手段に「飛行機」を考えないといけない時期に差し掛かっている
ということでしょうか。
次回、「博多で絶対行きたい場所はここ!の巻」を、お楽しみに。