ただごと

たいくつこそがすばらしい!日常のただごとをただごとでない風に綴るのらくら日記

夏の忍耐

2011年06月30日 | 日記

暑くるしい時に暑くるしい記事を連投してスミマセン。

内容は昨日の記事なんですが、ながながと文章を打っていると、

 

パソの熱でますます暑い!!

 

と、途中で切り上げて、早々にパソから逃避した次第です。

今日はその「切り上げた」記事です。

 

わざわざ二日に分けてでもお届けしたいのか、このくそ暑い内容を!!

と思わないでもなかったのですが、心頭滅却すれば記事もまた涼し!

ということにならないかな…、という期待を込めて、

心頭滅却に努めながら、書きなぐりです。

 

 

  

以前、スーパーに勤めていた時の話。

七咲がいた店舗は駅前にありながら駐車場駐輪場を確保することができず、

しかも自社ビルではなく、市のビルに「テナント」として入っていた状態なので

(家賃だけで月800万。光熱費やお客様駐車場の使用料金そのた諸々はまた別)

(総務もしていたので金銭的な事はちゃっかり知ってる)

かなり貧乏な組です。

 

そのため、「夏場は冷房が全く効かない店」として近隣に名を轟かせていたことは

いうまでもありません。

 

一応、たてまえとしては、お年寄りが多く来店する店であるために、

<外気と室温の差を○○℃に抑えなくてはいけない。(ここの数字は忘れてしまった)

でないと御老体はその差に適応できなくて倒れるから>

というのが、従業員に向けての説明であります。

 

実際、やたらパトカー(犯罪)と救急車(けが人)には縁がある店でした。

 

しかしそんな説明で誰が納得するわけもなく(いや、真実ではあるんですが)

冷房の効いていない店舗で汗だくになって仕事する従業員たちの憩いの場は

食品売り場。(ここはさすがに冷房が効いてる)

顔から滝の様に汗を流し、汗と共に化粧を流し、おどろおどろしい様相で涼みに行けば、

食品売り場の従業員は、ババシャツにレッグウォーマーにカーディガン…、という、

同じ建物内に二つの季節と二つの地獄(熱中地獄と冷房地獄)が存在する

真夏の怪奇現象。

 

そんな店での、毎年夏の朝礼は、この一言から始まります。

 

「今日も一日、イライラしないで笑顔で頑張りましょう!」

 

 

無理だっつーの!!

 

 

思春期の中学生に向けた朝礼かよ!と突っ込みたくなるほどに、

無駄な掛け声。

 

夏のお客様は、外の暑さでイライラして、ご来店します。

それを踏まえて、どんなにイライラされても我々はぐっと堪えましょう。

売り言葉に買い言葉で、事件が勃発しないように、気を引き締めましょう。

 

というのが、夏の日の、とりわけ猛暑日の朝礼内容です。

 

そりゃお客様もイライラして御来店するでしょうけども!

熱帯商品林で仕事してるこっちも売り言葉を投げられるまでもなく、

イライラしてますから!

「お客様が売り言葉、従業員が買い言葉、そんな逆転はいけませんよ^_^」

などと、場を和ませようとする統括の一言こそが、着火点、って感じですから!

 

と、朝礼の後にはいつも皆で「イライラ」してから仕事を始めてました。

それも今や、懐かしい思い出です。

 

思い出語りが長くなってしまいました。

こんな思い出を思い出してしまったのも、ここ数日の家庭内イライラが原因です。

 

暑い!とにかく暑いので、ささいなことでイライラする。

夫婦二人して、「あー!イライラするねん!」「おー!イライラするわ!!」

と、何回叫んだことでしょうか。

(クーラーつけりゃあいいのに)

 

そうして、お互いにイライラしあって得た答えは、

 

「この夏、節電で犯罪が増える(だろう)」

 

でした。

 

節電はエコ魂を生むかもしれませんが、余計な犯罪も生みそうな気がします。

せめて関電の夏の標語が、「イライラしないで笑顔で節電!」とかにならないようにと

気をもみます。

 

 

  

イライラするわ!と叫び過ぎたせいか、旦那様がついに

 

「扇風機もう一台いるで!!」

 

と言いだし、本日、扇風機を買いに行きました。

七咲は扇風機よりもエアコン入れてくれ、と密かに願っているのですが。

扇風機が一人に一台、のスタイルになってしまいました。

(旦那様がいない時は一人で二台、とか)

 

しかし、七咲、社会人になってから結婚前までは、四六時中エアコン派!

だったんですよ。

(家にお金を入れて、冷房は好きにさせてくれ!って具合で)

6月から10月くらいまで、ずっと一定して28℃生活を送っていました。

出勤10分前にエアコンを切り、帰宅10分まえにタイマーを入れてました。

つまりは家に居る間中、エアコンを切ったことがない生活です。

 

だから旦那様と結婚して、夏って暑いんだったな、と思い出したくらいです。

旦那様は、帰宅から就寝後2時間くらいまでのエアコン愛用者。(多数派?)

朝は暑くて化粧もままならないし、夜中は暑くて睡眠がままならないし、で、

夏の間だけ実家に帰省しててもいいですか!!とか真剣に思ってました。

 

しかしそんな生活が10年近くも続くと、慣れます。

今じゃ、夏はイライラするものだ、と割り切ってイラれるようになりました。

人間、たまにはイライラしないとね!って感じでしょうか。

 

夏にイライラするからこそ秋と冬と春がある!!

 

良かったー、常夏に生まれたんじゃなくて!

 

というところで、七咲が夏の何に対してイライラしてるのか、というのを

言いたくて書き始めたはずの記事が、なんと

 

まだ終わりません!!

 

先日発見したイライラ対策まで書ききる予定でしたが、また後日、に

引っ張ります。

(もうキーボードにおいた手が暑くて限界っす…)

 

けっこう心頭滅却したつもりなんですけど、どうでしょう?

無念無想、というわけにもいきませんでしたが、イライラという単語をみても

イラッとしなくなりました。

 

これがいわゆる、火もまた涼し、でしょうか。(絶対違うと思うけど)