毎年6月の恒例行事が旅行、ということで旅行記事を3連投!
あまりに無駄話が長くなったので3回に分けた、というのが正直なところです。
(今回で終われると良いのだが…)
まあ旅行好きなのね、とか、観光に詳しいのね、とか思われるかもしれませんが
七咲の性質はインドアです。しかもあまり縄張り(家)から出ないインドア体質。
それを引きこもりというのだ!と言われるとぐうの音もでませんが。
引きこもってる理由は、「外に出るのが面倒だから」です。
外に出るのにいちいち部屋着から外着になるのも面倒だし靴を掃くのも道を歩くのも
面倒です!!
そんな生粋の面倒人間七咲ですが、今回の博多は俄然、やる気です!
抜かりなく計画を立てる為に闘志を燃やしすぎて、何も手に付かないほどです。
そういうのを、現状、「無計画」っていうんですが。
七咲が博多で行きたいところは2か所。
ぜひとも訪れたい名所ナンバーワンは、マルタイです。
中州でも博多湾でも大宰府でもなく、「株式会社マルタイ」!!
七咲にとって、福岡=マルタイ。
福岡、と聞けば、マルタイ、という4文字が脳内で燦然と輝きます。
マルタイとはなんぞや?!
と思われる方には、後日とっくりと耳の穴を無理やりにでもかっぽじって
聞かせて進ぜ様!という意気込みですので、興味のある方は「待て後日」
という感じで、株式会社マルタイとは、即席ラーメンを作ってる会社です。
多分、関西くらいまでは出荷されてると思います。
そこから出荷ルートがどの程度北上しているのかが解りませんが
神奈川にお住まいの方には、「こっちには売ってません」という情報をいただきました。
そうです。
もうマルタイのラーメンが好きすぎて!!
総本山に憧れる信者の如く、長年の本願!いつか必ずや訪れてみせよう福岡に!
と、ラーメンをすすりながら「汁まで飲みほし祈願」をしていたほどです。
汁を飲み干すことによって血となり肉となり、お百度参り並みの祈願が蓄積し、
その総重量によって願いが成就されるであろう事を信じて!
いやもう、血となり肉となる前に脂肪になっちゃってるので、早くお願い、早く!
って感じでしたが。
そんな憧れの地、福岡!
マルタイラーメンを作ってる会社に行きたいのでした~!
それを旦那様に言うと、「なんで?御礼でも言いに行きたいの?」と返される始末。
そう!それだ、御礼だ!直々に御礼を言いたい!ていうか、言う!!
ナイスコメントだ、旦那様!
ただ漠然と行きたいと思って、情熱が空回りの無計画になっていたものの
これで計画も立てられようというものですよ!
こんなに美味しいラーメンを関西にまで出荷してくれてアリガトウゴザイマス!
御社の末永い繁栄を遠き関西の地より、厚くお祈り申し上げております!!
出だしはこんなものでいいかな。
でもこれ誰に行ったらいいんだろう?受付嬢?(迷惑だろう)
社長は会ってくれないだろうしな。そもそも一般人が会社に入れるかどうかも謎だから
入口の警備員とかに言う羽目になりそうだ。
そうなると、警備員はマルタイの社員か、無関係の派遣警備か、がネックだ。
(無関係の派遣警備に言ったところで、通報されるのがオチだし)
そうだ、いっそ一心酔者であることを伏せて、
「関西でマルタイテーマパークを作ろうと企画している企画部長の七咲ですが」
っていう方向性で攻めた方が良いかな。
嗚呼、アポイント、正しい社会人は、アポイントとらないと…
と想像するだけで、毎日ウキウキして、わくわくが止まりませんよ!!
(結局また何も手に付かない)
これが、七咲の行きたい名所ナンバーワンです。
それでは、七咲の行きたい名所ナンバーツーは、どこでしょうか。
ええ、そうですよ。観光名所を上げてはいけませんよ。
でもある意味、観光に関わりのある所ですよ。観光して、お土産を買いますよね。
福岡のお土産と言えば、通りもん!
漫画、のだめカンタービレの11巻にも出てきた通りもん!
オクレール先生も大絶賛の通りもん!
これは七咲ではなくて、旦那様が。
旦那様が、ネットで定期的に注文するくらい、通りもんにご執心!!
これはぜひ本場博多で!本店で!買わせてあげたいじゃないですか!
(え?どうでもいい?)
ある日仕事から帰ってきた旦那様が、「七咲!これネットで検索して!!」と
ポケットから取り出したのが、通りもんの個包装の袋。(中身は食べた)
職場でお土産もらって何気なく食べてみたら、
イブが食べた果実の如くエデンを追放される禁断の美味さだった!(脚色家、七咲)
ということで、感激したイブがアダムに果実を食べさせたように(脚色家、七咲)
七咲にも喰わせてやろうと思ったので、個包装のゴミ(失礼)を持ち帰り
検索してお取り寄せするが良い!!という事でした。
そうして取り寄せた「通りもん」。
待ちわびた旦那様と一緒に頂きましたよ。横で凝視されながら。
(アダムもこんな期待のこもったイブの眼力に屈したのか、とか思いながら)
しかし、七咲の脳内ではすでに「エデンを追放される美味さ」になっているので
旦那様の感動が10だとすると、七咲の想像の感動は10000であったことが、
二人の間に溝を作った、とだけ申し上げておきましょう。
なんでもかんでも、期待値跳ね上げるのは悪い癖なんです、七咲の。
ええ、わかってますとも。
と、そういう経緯があったので、
「旦那様も心ひそかに、明月堂に御礼を言いに行きたい違いあるまい!!」
(マルタイの件でするっと提案したのは旦那様だ)
と解釈し、行きたい名所ナンバーツーになっております。
嗚呼。
私たちにとって、旅行とは一体どうあるべきなんでしょうか。
どうあるべきもなにも。
旦那様にとって旅行の目的は「美術館」だし、七咲に至っては「ただのお供」なので
一般的な旅行との価値観がずれまくっていることは否めません。
と、ここまで3連投して気がついたので(遅い)
毎年行き先に悩まなくても、適当な場所に白羽の矢を立てて
美術館巡ればいいじゃない。と、今ちょっと、思ってしまったのでした。
いやー。その答えを導き出すまで長くなった。
長くなったので、マルタイの方の文章を大幅削りました。
削ったことでマルタイの良さが全く伝わらないことになったので、
後日、マルタイだけの記事を上げます。
(総本山の素晴らしさは余すことなく伝えないと!というトチ狂った使命感)