うっさの独り言ーー日本刀大好きオヤジのひとりごと

日本刀から居合、抜刀、車、骨董大好き

尾張柳生新陰流ーその三

2015-09-13 13:25:20 | 居合
全剣連居合の初段を取った頃から、これが居合なのか?と疑問が湧き消えませんでした。相手が斬って来ているのに、悠長に刀を抜いていて良いのか?素早く刀を抜いて対応しなければ斬られてしまうのでないか?
そんな頃に、尾張柳生新陰流を知り、先生に道場に通う事をお願いし、お許しを頂きました。
尾張柳生では、とにかく素早く抜刀する事を練習します。不意討ちに対応する為です。素早く抜刀し、相手の動きを止める為、相手の拳に切先を付ける或いは切り付ける。その為、抜刀勢は上、中、下と切り上げの4つを練習します。素早く正確に相手の拳に切っ先を付けると私は理解しました。
抜いてしまえば、後は柳生新陰流剣術で対応すれば良いのですから。
しかし私はまだ納得出来ません。その昔、江戸の剣術家の間で、どうしたら居合に勝てるか相談したら、抜かせればこちらの勝ちだが、抜かせない方法は見つからなかったようです。そのような変幻自在の居合が一撃必殺の居合があったとは凄いと思いますし、出来れば自分で抜いてみたいと思っています。
いろいろ工夫し考えていきます。楽しみですね!

尾張柳生新陰流ーその二

2015-09-12 13:06:25 | 居合
春風舘道場は幕末厳周伝をそのまま伝えています。
尾張柳生宗家、その他の方は時代に合わせて変化させているようです。剣道化してしまったようです。
道場では足袋を履き袋竹刀には革手袋です。抜刀勢の時は脇差を差し2本差しで練習します。
歩み方も全剣連とは違い、親指を上げ踵と親指の付け根と小指の3点で支持しそのまま歩行します。
爪先は開いています。武蔵の五輪書ー踵を強く踏むーと良く似ています。武道の身体操作は似ているようです。
練習は3時間位です。1/3は八勢法、1/3は抜刀勢、1/3は尾張管流ー槍の練習でした。
写真は袋竹刀と槍の練習道具です。

尾張柳生新陰流ーその一

2015-09-12 12:48:14 | 居合
名古屋の春風舘道場には6ケ月程通わさせて頂きました。その後、仕事が忙しく残業が4ケ月程続きホッとしたところで、網膜剥離寸前となりました。レーザー手術を2回行いましたが経過が思わしくなく、激しい運動は避けるように指示もあり、道場はお休みしていました。完治には時間が掛かるようですので、先生には通うのを止める旨連絡させて頂きました。😭
大変勉強になりました。ありがとうございました。

居合ー古流

2015-09-06 16:08:15 | 居合
昨日は居合の練習でした。1時間半位しっかりしましたら、軽い熱中症になったみたいでした。軽い頭痛になりました。気をつけたいと思います。
先生に無理をいって古流を重点的に教えて頂く事にしました。
刀礼から下緒の掛け方、納刀の仕方、座り方に至るまで、全剣連の仕方と全く違います。
納刀も自由でーというより、その場にあった納刀方法で行うようです。抜刀の場合も始めは皆同じようにして、相手にどのように刀が向かってくるか、分からないようにします。実戦的ですよね。
皆どうして、全剣連居合の方法に合わせるのでしょうか?全剣連の段に拘り過ぎだと思います。
もっと歴史ある自分たちの古流の礼法を変えないようにしたら良いと思います。
何でもそうですが時代に合わせて変化させるのも良いですが、文化や作法を守るのも1つの見識ではないでしょうか。
柄直しももうすぐみたいで、楽しみです。

掛軸-8月

2015-09-05 16:10:18 | 掛軸
母親から今月から毎月掛軸を掛け変えるように指示されました😤
私は自慢じゃないですけど、自然科学は苦手なんです。花や木の名前なんかも怪しいものです。
写真は地元では少しは知られた、伯父の「滝」の書です。個人的には気にいっています。
新撰組の隊員は近藤局長を始め風流を嗜んだようです。不肖老剣士(自称)も風流を嗜むつもりです。