直木賞作家の描く石田三成「八本目の槍」…良かったですねぇ♪
秀吉の小姓達が切磋琢磨して、秀吉が認めて出世する。その中で群を抜くのが三成で、小姓達も認めている。秀吉としては、身内の様な小姓達で合議して豊臣家を存続させて欲しかった。
賤ヶ岳七本槍の後、小姓達がそれぞれ出世したり、家康の草と自認したり、それぞれが各々の思惑で、小姓時代の様な合議が出来ず、結局豊臣家は滅亡する。
三成の未来を見通す眼力、胆力がスゴイ!それでいて、身内の小姓達をも包容するのも、新しい作家の視点で面白い小説でした♫

同じ作家の小説「イクサガミ」も読みましたが、人物(小娘)が面白く無くて、感情移入出来なくて読了するのに時間が掛かりました⤵これは私的にはバッドでしたね。