備忘録 the next generation

2014年末にOCN(http://yamagu.mo-blog.jp)からこちらに移転しました。

自由研究研究3 トピック探し9

2004-08-09 03:01:04 | 学問
トピック探しの9つ目の方法は、
・インターネットを検索して、何かを集めている人を探す

というものです。

これは、昆虫や切手など、形のあるものに限らず、
怪談や民話、生活の知恵などもあります。
また、海の漂着物や、石、道路わきのごみ、
笑える看板、レトロな看板、電車の発車チャイムとその由来、
など、実に面白いものがたくさんあります。

漂着物
http://exmouth.hp.infoseek.co.jp/hyou2.html
リンク集
http://uuseizin.web.infoseek.co.jp/link/city.htm

できれば、ただ集めるだけではなくて、それらの由来や
理由について考えてみることが大切です。

しかし、トイレの落書きとか、よく集めますねー。
丸の内の落書きは、丸の内らしいくて面白いけど
大体の落書きは子供向きでないことも確か。

「飛び出しボウヤ」とかリンクが切れていますが、
そんなときは、Googleでキーワードで検索してみてください。
http://www.mrynasu.net/merry/boy/
道路標識の新解釈
http://aym.pekori.to/sign/

しかし、あまりのおかしさに笑ってしまって(笑)
「道路標識の新解釈」は、もはや自由研究ではありませんが、
あまりの素晴らしさに涙が出ました。


自由研究研究3 トピック探し8

2004-08-09 02:38:04 | 学問
トピック探しの8つ目の方法は、
・テレビやラジオをつけて、賛成できない意見が聞こえて
 くるまで見る。

というものです。

また、これはホームページを見ているときに、ひっかかる
ことや、気になったことでもかまいません。

賛成できないのは、なぜなのか?
ということを考えるだけでも、かなり
色々と調べなければなりません。

・お互いに持っている知識が違うからなのか。
・何かを、相手は見落としているのか?
・それとも私の方が見落としているのか?
・その人の経験が、考え方に影響しているのか?
・その人の話が、論理的でないためなのか?
・その人の話が、科学的でないためなのか?
・どんな人が自分(あるいはその人)と同じ意見を持っているか

相手の言っていることを必ずしも否定する必要は
ありませんが、そこに何かの課題や問題が
あることは確かそうです。

普通に賛成できない意見が出てくるまで見ていても
構いませんし、そのほかにもたとえば、
「テレビは全てデジタルに切り替わる」
ということが最近話題になっていますが、
つまり数年後には今のテレビは使えなくなって
しまうそうです。

果たして、どれだけたくさんの人がこのことを
知っているのでしょうか?
みんな、今のテレビが使えなくなっても
平気なのでしょうか?

あるいは、インタビューなどに着目してみるのも
一つの方法です。
たとえば、小泉首相のメールマガジンなどを
読んで、興味を持ったことや賛成できない点
驚いた点などをあげてみましょう。
http://www.kantei.go.jp/jp/m-magazine/backnumber/index.html

「郵政民営化」はなぜ必要なのか?
国鉄がJRになったときと何が違うのか?
あるいは、テロとは何か?
テロと戦争は何が違うのか?
など、いろいろなヒントが隠れています。



自由研究研究3 トピック探し7

2004-08-09 02:01:02 | 学問
この本(The craft of research)では、7つ目の方法は、
・ニュースグループ(alt)を見て目の留まったものを調べる

ということになっているのですが、altとうのは
巨大な英語のニュースグループです。
ニュースグループは馴染みの無い方が多いと
思いますが、掲示板のしっかりしたつくりのものと
思っていただければ十分です。

日本では、altに対応するものとして、fj(from japan)
というグループもあるのですが、最近はあまり活発では
ない模様。。。

それに代わるものといえば、普通の掲示板になって
しまうわけですが、これは普段皆さんがお使いの
掲示板を参考にするしかないかもしれません。

色々なトピックのある場所としては、
Yahoo!掲示板

などがあります。
その中で興味を持ったものや、驚いたこと、賛成できないもの
などについて調べてみることになります。

うーん、でもこれは効率が良くないかなぁ。
普段から研究活動を行っている人は、メーリングリストや
ニュースグループでの議論はおなじみなので、
その活動の中で探すのは、ごく普通のことなのですが
ちょっと自由研究向きではないですね。

まあ、友達が話していたことや、家族と話していて
面白かったことや、賛成できないことについて
調べてみるというのは良いでしょう。


自由研究研究3 トピック探し6

2004-08-09 01:25:02 | 学問
トピック探しの6つ目の方法は、
・大きなマガジン(雑誌)ラックを見渡して経済雑誌など、
 目の止まったものについて見てみる。

というものです。大きなマガジンラックは、自宅は無理ですが、
図書館などに置いてあってコピーなども取れるので、
自宅に雑誌が無い場合は出かけてみると良いでしょう。

学研の科学や学習などの雑誌などは、そのまま
興味が持てる話題が見つかるかもしれません。

実際、雑誌を見てみるとこれはもう色々あることになります。
経済以外にも、ファッションや、パソコン、音楽、
スポーツ、ゲーム、生活、マンガ、ガーデニング、
グルメ、旅行などなどです。

ちょっと見てみるだけでも、興味深いことは
いくつもあります。
・韓国ブームはなぜ起こったか?
・景気は本当によくなったのか?
・そもそも景気ってどうやって測ってるの?
・流行っている音楽にはどんな特徴があるの?
・アレルギーってどんな病気?
・年金ってどんな仕組み?
・なぜ銀行は合併するの?
・華氏911はなぜ話題なの?
・うちのお父さんをカッコよくするには?
・靖国神社参拝の何が問題なの?
・血液型ってどんな意味があるの?
・白骨温泉と草津温泉って本当は何が違うの?
・あの仕事をするには、どんな資格が必要なの?
・保険ってどんな仕組み?
・株って何?
・テーブルマナー、礼儀って本当は何が正しいの?
・ケーキの種類と、その食べ比べ

などなど、色々あってよいわけですが、専門的なものもあるので
雑誌以外にも近所や親戚など、アドバイスできる人を探すなど
しないと少し難しいものもあるかもしれません。
また、図書館などには、参考になる本もたくさんあるので、
雑誌を見て興味を持ったテーマに沿って、色々と
見てみましょう。

それぞれの仕組みや歴史、問題点や最近の事件について整理するだけでなく
あるいは実際にお父さんに何かを着てみてもらう、
実際に株を買ってみる、温泉に入ってくる、
食べ比べをしてみるというやり方もあります。

美味しいお茶の入れ方や、美味しいコーヒーの入れ方、
美味しいごはんの炊き方など、本当に違うかどうか
家族全員で食べ比べてみるのも、面白いかもしれません。


自由研究研究3 トピック探し5

2004-08-09 00:06:16 | 学問
トピック探しの5つ目の方法は、
・日曜の新聞をざっと見て、目の止まったものを調べる
というものです。

日曜版といえば、本や映画の紹介など
ということになっていますが、これは
何でも良いでしょう。

インターネットの新聞をざっと見るだけでも
面白い話が出てくることがあります。

たとえば、「クーラーを買う基準として、安いものと
高機能なものは、買う目的によって選ぶといい」
という話とか。
http://www.be.asahi.com/20040807/W24/0009.html
私たちが家電を選ぶとき、賢い選択というのは
どのようなものか、調べてみるのも良いでしょう。

信号機についてまとめている方もいらっしゃいます。
http://www.be.asahi.com/20040807/W27/0017.html
いろんな地域による信号機や標識の違いについての
考察なんかも面白いですが、できないときでも、
ガードレールや信号機の値段について調べてみるとか、
調べてみるとびっくりしてしまうものも、色々とあると思います。

あと、七夕飾りの色々な種類には、どのような意味が
こめられているのか?
結局分からないかもしれませんが、そういえば気になります。
http://www.asahi.com/motion/TKY200408060273.html

また、オリンピックの歴史について調べてみるのも
悪くありませんが、カバディや、セパタクローなど、
なにそれ?っていうあまり知られていないスポーツについて
実際にやってみて、ルールや面白さについてまとめてみる
というのも面白いでしょう。
レポートの面白さというのは、誰も知らないことを誰かに
伝えるということが、大事な一面としてあるのです。

七夕飾りなどは、科学とは大分離れた印象になりますが、
研究というのは何も科学だけが全てではなくて、
方言の研究や、こういった民俗的(風習)なもの、流行の研究は
社会学や民俗学などの一部になっていると思います。

あと、今流行といえば、「平成の大合併」。
自分の町が合併するとしたら、どんな名前になるのか?
そもそも自分の町は、最初から今の形だったのか、
それとも何かと何かが合併して今の大きさになったのか?
その前と後で何が変わったか?
など、身近な視点で調べてみると面白いでしょう。

ちなみに、なぜいま合併が流行しているのかは
ご存知ですよね?