山南ノート4【劇団夢桟敷】

山南ノート4冊目(2008.10.3~)
劇団夢桟敷の活動や個人のことなどのメモとして公開中。

募集!2013 テラヤマ劇&キッズ

2013-01-03 09:23:16 | 企画2009~2015
怪優奇優侏儒巨人美少女等募集
2013年は寺山修司没後30年。期して劇団夢桟敷は寺山劇に挑戦する。
没後20年「観客席」・没後25年「疫病流行記」につづく第3弾である。
私たち(夢現・海幸大介など)劇団の旗揚げを東京で果たした1979年に演劇実験室「天井桟敷」の「レミング~世界の涯まで連れてって」(作◎寺山修司/音楽◎JAシーザー)を観た。
その衝撃を再び三度、現在の演劇へ挑発する。演劇界に限らず、現在の状況そのものへ演劇が楔(くさび)を打ち込む過激性を追求したものにする。
即ち、劇を再現することではなく2013年の現在から寺山修司に捧げる劇になる。
「レミング~世界の涯2013」
レミングとは一般的に集団自殺するネズミの群れとして知られている。
危機が迫り、本能的にそれを察知したネズミたちが絶望し世界の果てに向かってパニックを起こす行為だという説である。
ネガティブな行動である。しかし、それは俗説である。
レミングは川を泳ぎ海を渡る、ネズミとしては特殊な能力を持っている。いわゆる旅するネズミの種である。
ネズミの増殖力、ネズミたちの生命力は2013年、まさに終焉を遂げようとしている人類文明(原発や戦争に対する危機)の模倣になる。死か生か!選択を迫られている時代。
演劇では政治を上回る詭弁を発揮する。生きる!ことの摩訶不思議を表現することになる。
政治とは違った演劇の詭弁は人類文明のプラス思考に通じると思っている。
今、私たちに問われていることは「壁を抜ける」ことである。
寺山修司は「レミング」の副題を「世界の涯まで」から「壁抜け男」と改した理由がここにあるのではないかと思っている。つまり「レミング」は未来からの警告であったのだ。
未来は現在に至った。

「レミング」公演予定は4月27(土)28日(日)
熊本市現代美術館アートロフト

只今、絶賛出演者募集中!締切は1月末。
尚、キッズミュージカル「透明人間」同時随時募集中。

キッズメンバーは小中学生を対象としています。毎週土曜日午後2時より午後5時。
練習会場は熊本電鉄八景水谷駅下車 清水公民館。
11月2日(土)清水公民館発表会と熊本県内でのホール公演を計画しています。

問合せ
096-343-0334(劇団夢桟敷)
yumesajiki@ybb.ne.jp

キャスティング

2012-11-28 01:56:12 | 企画2009~2015
写真提供:黒木 嘉豆子(熊本県城南町 桂仙らーめん)

■11月27日(火)天気晴れ。

昨夜から次回公演「レミング~」(作:寺山修司/2013年4月公演予定)のキャスティング(配役)に取り掛かっている。
その意もあって『桂仙らーめん』に行く。
実は中村大輔さん(写真右)29の祝☆バースデーである。劇団ではダンス振付や役者として出演している。
前回「極楽少女」では二人合わせてチェゲバラ役の山本真実(ダンサー)も同行した。
今や彼らがいるから劇団夢桟敷のオドリも成り立っている重要な存在。
次回公演でも出演が決定する。頼もしい限り。アクセルを深く踏むことになった。

しかし、キャスティングは悩ましい。悩ましいから遣り甲斐も感じる。
1回くらい選挙で決めても良いのではないかと、“無責任”なことを思うこともある。
多くの頭で「誰がふさわしいか」選挙するのである。いわゆる人気投票。
AKBもやっているように!・・・しかしなぁ~。待てよ!
民主主義にはハズレもあるし。国政選挙の歴史を見よ!国民にとってはハズレばかりを引いてきたではないか。

「誰がふさわしいか」・・・配役には当たりハズレがあってはならない。これを肝に銘じながら取り組もう。

夜は工藤慎平の26の祝☆バースデー。回転寿司に行く。偶然ではなく、クドシンとN.Daisukeのコンビもあり!
核になるべき登場人物たちのポジションが頭の中では整理できつつある。未だ、シークレットだが。

尚、次回公演は寺山修司 没後30年の節目に当たり、テラヤマ劇をテラヤマに捧げるものとしたい。奉納劇。そして、これは劇団夢桟敷のラブレターだとも位置付けたい。

テラヤマ劇【情報】

2012-11-25 12:46:18 | 企画2009~2015
オススメ演劇公演。

今回は来年で没後30年を迎える寺山修司の演劇公演ご案内です。
劇団夢桟敷もNo.62「レミング2003」を熊本市健軍文化ホール・4月(仮)にて上演予定。
過去のチラシあり2013企画中です。



11月22日(木)~29日(木)
流山児事務所「地球☆空洞説」(原作 寺山修司/構成・脚色・演出 天野天街・村井雄・流山児祥/音楽 J.A.シーザー/会場 みらい座いけぶくろ[豊島公会堂])
寺山修司没後30年に合わせ、流山児事務所が2012年~14年の毎年11月に豊島公会堂で連続上演する寺山演劇プロジェクトの第1弾。第2弾は寺山歌舞伎「無頼漢」、第3弾は映画「さらば箱舟」の舞台化とのこ
と。

11月29日(木)~12月4日(火)
劇団APB-Tokyo「身毒丸」(作 寺山修司/演出 高野美由紀/音楽 J.A.シーザー/会場 ザムザ阿佐ヶ谷)

12月22日(土)~25日(火)
月蝕歌劇団「人力飛行機ソロモン 劇場版」(作 寺山修司/演出 高取英/会場 阿佐ヶ谷ひつじ座)

2013年1月31日(木)~2月11日(月・祝)
青蛾館・寺山修司初期一幕劇連続上演(作 寺山修司/出演 石丸だいこ、神保良介、野口和美ほか/会場 中野MONO)
「白夜」(演出 小林桂太)、「狂人教育」(演出 青木沙織)、「犬神」(演出 長野和文)を連続上演。

2013年4月21日(日)~5月12日(日)、ほか
「レミング 壁抜け男」(作 寺山修司/上演台本 松本雄吉・天野天街/演出 松本雄吉/会場 パルコ劇場、大阪ほか)
寺山修司没後30年として、寺山最後の演出作品を上演。台本・演出は維新派の松本雄吉、共同台本は少年王者館の天野天街。

2013年7月24日(水)~28日(日)
寺山修司没後30年記念公演・演劇実験室万有引力「邪宗門」(作 寺山修司/演出 J.A.シーザー/会場 座・高円寺1)

2013年秋
青蛾館「毛皮のマリー」(作 寺山修司/主演 野口和美)

2014年2月28日(金)~3月9日(日)
演劇実験室万有引力「観客席」(作 寺山修司/演出 J.A.シーザー/会場 シアタートラム)



6年前のエッセイ極私的テラヤマ
2013年もテラヤマ・エッセイを綴ります。

ご案内では今、わかっている全国の寺山劇のご案内でした。
情報によると来年は各地でテラヤマ劇が展開されそうな気配です。

レミング2013~世界の果てから

2012-11-18 02:04:13 | 企画2009~2015
2013年は寺山修司没後30年です。
次回公演は第3弾テラヤマ劇へ挑戦します。
テキストは「レミング~世界の果てまで連れてって」より。
会場・期日が決定次第お知らせ致します。ご期待下さい。

尚、以下は過去のテラヤマ劇のチラシです。

No.38


2003年10月25日~26日
熊本市子ども文化会館
◎原作/寺山修司◎脚本・演出/山南純平
◎出演者/夢現・桃色咲希・坂本冬馬・悠夢・辻さとみ・和田冬美・田中芽生・副島靖英・山南純平
◎特別出演(観客)/吉住真弓・出口薫・赤星裕子
◎音響/波多野絵梨◎照明/香西佳耶

No.49


2003年8月2日~3日
同仁堂スタジオライフ(熊本市上通り)
◎寺山修司ワークショップ(ユリイカ「詩と批評」昭和50年8月号より)
◎構成演出/山南純平
◎出演者 ここに登場するすべての人物は釘男の影たちである。
 夢 現/坂本咲希/村上精一/田中幸太/工藤慎平
 石崎優香/卓草四郎/山南純平/本田浩隆(友情出演・第2期メンバー)
◎スタッフ
 馬場真治(照明)/過眞嶋憲法(音響)/宮原由香利(宣伝美術)
 向キミ子(衣装)/さかもとまり・坂本咲希(制作)
 坂本冬馬(音楽)/波多野絵梨/田中芽生
(ワークショップによって仕掛けられた人々多数)

次回はテラヤマ劇へ

2012-11-16 23:08:49 | 企画2009~2015
お久しぶり!否、公演後6日ぶりの集合だった。1ヶ月は経ったようにも思える。
公演の反省会も兼ね、来年に向けての計画会議であった。
テーブルには菓子やジュースが並んで、まるでお楽しみ会のような雑談風景と化す。
今月の劇団は充電期間。
来年の公演について確認が取れた。
期日、会場は決定次第発表致します。

中村大輔(ダンサー)の誕生日であった。HAPPY!29才。
突然の訪問者、本田浩隆がドーナツを持参して登場。どうやら次回公演テラヤマ劇に出演の気配である。
天井からティッシュを降らした田中幸太、音響の馬場君、そしていつもの劇団員たち。
舞台写真をKAREN母より預かり、熊本市へ提出する報告書のメドも立った。

おつかれさま、そして、次への集合写真。


秘密基地パーティー河原町

2012-07-09 13:37:55 | 企画2009~2015
■7月8日(日)この日は河原町「アートの日」。いよいよ秘密基地☆レミングがオープンした。
とは言っても床張りなど内装は未完成のままである。
2Fは40年間使われておらず、その粗大ゴミ(腐った畳や床板、棚など)瓦礫と化したものは処分した。澱んでいた空気が流れ始め、腐っていた電気回路も再生された。

 

猫目おろち 劇団「魂」 邪rabbit きちくるお 塵蟲 劇団夢桟敷

3団体3個人がこの部屋の2F部分を共有スペースとして運営することになった。美術・映像、舞台・演劇とダンスなどのコラボ企画を生み出す集団(会員組織)となる。

 

野外通路(基地裏手側)焼肉メインの飲食会でオープニングパーティーとなった。
メンバーや関係者で20名ばかりが集まった。心配していた天候にも恵まれ良い門出となる。
今後の基地構築は手作りでつづく。

一区切りついたところで7月27日(金)から29日(日)に公演する「赤色時代」の稽古に集中する。

7月8日(日)オープン

2012-06-26 23:38:30 | 企画2009~2015
秘密基地☆レミング

熊本市中央区河原町2 問屋街に間借りした小さなスペースで、いよいよ秘密基地☆レミングをオープンする。
この町は河原町文化開発研究所が8年間、「アートの日」(毎月第2日曜日)や他に様々なアート企画展などをおこなって文化発信の町として定着してきた。
戦後直後の焼け跡闇市から建てられた古い繊維問屋街に現代的にアレンジしながら再建を試みるアーチストや起業家たちが集う町である。

秘密基地☆レミングは、
劇団夢桟敷・猫目おろち・劇団「魂」、海幸大介(プロデュース)・きちくるお(人形作家)・塵蟲(フリーペーパーや衣裳デザイン)が運営会員となりスタートする。以降、演劇・美術・ダンスなど随時会員募集はつづく。
会費は月・団体1000円/個人500円。
町での企画イベントや会員同士のコラボ、ネット販売による商品の営業を保証する目的で、企画制作を発信する基地として結成する。又、河原町文化開発研究所のサポートもあり、町が企画する様々なイベントやパーティーでの連携を試みる。この基地を団体・個人の事務所として使用することも可。

何やら怪しげなネーミング(看板)ではあるが、これをステップに団体・個人の事業を拡大するための場にしたいと目論んでいる。気軽に腰かけてもらいたい。入会脱会は自由。但し、脱会は発展することが条件。自立の修行の場として利用されたし。

尚、レミングとは集団自殺するネズミの俗称もあるが、事実は旅するネズミ、海や川を泳げる特殊能力を持つネズミのこと。
あるいは「壁抜け男」の異名もある。

7月8日(日)午後3時よりオープニングパーティーを行う。
焼肉(鹿・猪など)、ドリンクを基地近くの野外スペースで行います。参加は予約制になっております。詳細は近日中に発表。アートの日にふさわしいパーティーになるでしょう。

聞いてびっくり、見てびっくり。・・・夢桟敷は町そのものの劇場化を企んでおります!

「極楽少女」

2012-06-14 23:48:35 | 企画2009~2015
来週の月曜日より「極楽少女」V撮影がハジマル。
写真は、きちくるお 作 球体関節人形(第2作目)。

登場人物は少年役に肥後丸.女史。
少年と人形少女の愛を描く。
劇団夢桟敷 次回公演7月「赤色(あかいろ)時代~阿部定事件」に登場する人物たちも映像に加わる。
前回3月のイメージ映像3パターンにつづく実験映画に挑戦する。

尚、撮影現場は時々、写真でアップします。
舞台版と映像版は暫く並行して制作する。

レミングたち

2012-06-08 23:16:20 | 企画2009~2015
この数日、河原町での会議が続いた。
熊本市中央区河原町2 国際繊維問屋街に借りた小さなスペースは愛称を「秘密基地」と決め込んだ。公然の秘密である。
名称は「レミング」。
集団自殺するネズミの俗称を払拭し、真実、旅するネズミたち、川や海を泳げる特殊能力を発揮するところとする。
小さな秘密基地から大きな世界へ発信する場所。美術、演劇、映像、ファッション等々、商品化の企画プロデューサーと表現者たちが集うネズミの巣である。
ネズミを蔑視することはない。ネズミは流行。つまり、凄い勢いで生殖する力がある。ここに価値を生み出す。
団体、個人の会員制で運営を図る。劇団夢桟敷は「レミング」に属する。今のところ猫目おろち、個人3名。夢桟敷内部外部からも発芽、増殖することになる。
この町に関わることで河原町文化開発研究所に加わった。研究所の主旨・目的と合致した。
この研究所は8年前より「アートで町おこし」のイベントを手掛けており、その実績は全国的にも知られるように輪が広がり続けている。その波紋に飛び込んだのである。

7月8日(日)オープンを目指している。
「河原町アートの日」より幕は開く。
暫くは準備に追われる日々。作戦会議はつづく。

例会・5月11日

2012-05-12 17:24:18 | 企画2009~2015
昨日(5月11日)は久しぶりの劇団の例会だった。議題は以下の通り。
(1)先日公演した大衆演劇の意義と反省。
(2)これからの計画。
   河原町支店「レミング」/「阿部定・三部作」スケジュール/キッズミュージカル
(3)T君、退団の挨拶。

例会は劇団にとって決議される重要な会議。
公演の意義と反省では劇団員からの意見も聞けて、次へ向かう方向性の点検・確認する上では有意義だった。のんべんだらりとスケジュールを消化していくだけでは進化しない。
これに基づき年末までのスケジュールを確認する。これから先も忙しくなりそうである。3つのことに挑戦することになっているが、一つ一つが細かいことで広がる要素がある。「猫目おろち」の新しい企画集団との連携も重要になってきた。更に一人一人の力量アップと責任ある役割が問われる。
一人、都合で退団することになり5月18日(金)はお別れ会を催すことになった。この11年間お疲れ様でした。
これからも人生の節目を迎える若者たちを劇団では抱えている。若い世代では劇団員の流動化はあるだろうが、劇団は核を据えて繋げていかなければならない。
そういう意味でも、これからの活動に一本の筋道を例会で確認・方向を定めることとしよう。

今日はこれより劇団内部での「基本トレーニングのワークショップ」に行く。

大衆演劇☆終了【感謝】

2012-05-08 10:11:32 | 企画2009~2015
5月6日(日)、劇団夢桟敷◎番外編/大衆演劇「帰って来た新次」成和座こけら落とし公演終了しました。
3月30日~4月1日の猫目企画テント芝居「阿部定」と「夢一夜」から、ほぼ一ヶ月の強行スケジュールで取り組んだ芝居。
劇作りに対しての反省点は多々あったと思うが、結果、御来場頂いた皆々様に喜ばれたことは大きな成果だった。
この一ヶ月で3kg痩せた。猫目の時は体力を消耗した、今回は心労だった。
どういう経過で「大衆演劇」だったのか。なんとなくのファジー感は歪めなかった。得意技を出し切れていない欲求不満もあった。稽古中はプツンと糸が切れたような虚無感にも襲われた。
だが、劇団員たちの流している汗を見ているとテンションはあがる。血圧もあがる。演劇に対する情熱はヒートアップした。
私たちはとても面白い人生を歩んでいるのである。ジャンルは違えど、大衆演劇にアングラ劇の底力さえ発見したのだった。
成和座の社長さん、演歌歌手の松あかりさん、日舞を指導してくれた神田おみよ先生、キッズのサキちゃん、かなこちゃん、ヤマト(3才)君。ダンス振付いつものまみちゃん、大輔さん。オッパイ丸出しのBB君、名古屋から鞍馬天狗でワンポイント出演の矢野健太郎(てんぷくプロ)さん。御協力ありがとうございました。

さて次は・・・6月実験映画制作「阿部定・少女極楽篇」と7月「阿部定・三部作」、10月「演劇エクスプレス・大阪⇔熊本、」、11月「キッズミュージカル」へスタートします。

5月6日(日)公演です

2012-05-05 12:12:00 | 企画2009~2015
劇団夢桟敷☆番外編
大衆演劇
「帰って来た新次」
(成和座こけら落とし公演) 

会場:成和座
(熊本県大津町、菊陽バイパス HIヒロセ隣)

開演:5月6日(日)午後3時
(開場は20分前)

料金:1700円

作演出◎卓草四郎

出演◎
工藤慎平/坂本咲希
海幸大介/田中幸太/赤井犬彦
卓草四郎/東田まなみ
前田さき/原田かなこ/ヤマト
矢野健太郎(名古屋 てんぷくプロ)
神田おみよ(日舞 藤間流)
松あかり(演歌歌手)

スタッフ◎
音響:夢現/照明:山南純平/馬場真治
ダンス振付:山本真実/中村大輔
日舞振付:神田おみよ

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本日5日(土)午後7時よりゲネプロあります。
見学自由!お気軽にお越し下さい。

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ストーリーは単純明快!
いざこざに巻き込まれ追われる身となったヤクザの新二。しかし、残された病弱の父と妹に借金取りのヤクザが襲いかかる。そこへ新二が帰って来て一件落着するに。

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歌ありオドリあり。人情芝居が始まります。
黄金週間最後を大衆演劇でお楽しみ下さい。

尚、今公演は従来のアングラ劇の要素は抜いております。
役者たちの新たな側面が見られます。

成和座(仕込み第一日目)

2012-05-03 23:13:56 | 企画2009~2015
仕込み第一日目。
熊本県大津町菊陽バイパスHIヒロセ横にある成和座
オーナーの3年かけての手作りの劇場である。こつこつと!リサイクルの店、その得意技を生かしての劇場の建設。立派なホールができたものだと、私たちはここに立ち入り、演劇の公演ができることに感動しているのです。
今日は仕込み、通し稽古の第一日目。
大阪から帰って来たマシマンとミンミンも劇場を訪問してくれた。
舞台もほぼ仕込めた。細かいところは明日仕上げる。
出演者たちも活き活きしてきた。
主演のクドシン(新次の役)とヤクザの親分、海幸大介のラスト場面の対決は見どころである。ヤクザ三人組(田中・犬彦)の決め台詞が芝居らしくなってメリハリがついた。
「昭和枯れススキ」をオドル坂本咲希。真面目であるが故に笑ってしまう。紅二点のマナミー、期待大。
今回は卓草四郎の作芝居である。泣いて笑えるか。人情芝居の落としどころは!・・・作劇は明日もつづく。