山南ノート4【劇団夢桟敷】

山南ノート4冊目(2008.10.3~)
劇団夢桟敷の活動や個人のことなどのメモとして公開中。

赤色時代■ご案内

2012-06-17 02:37:35 | 阿部定2012


劇団夢桟敷 No.60 公演
赤色(あかいろ)時代~阿部定事件より
作/演出◎山南純平/共同演出◎工藤慎平

時■7月27日(金)午後7時
  7月28日(土)午後3時/午後7時
  7月29日(日)午後3時
開場は開演の30分前です。予約先行のご入場となります。
満席が予想されますのでご予約はお早目にお願い致します。

場■熊本市中央区河原町ギャラリーADO

料■前売1500円(当日1800円/学生割引1300円有り)
問(予約)■096-343-0334/09045815190/メールyumesajiki@ybb.ne.jp

阿部定◎夢 現
彷徨いサダ◎坂本咲希
誘惑のサダ◎肥後丸.
三人のサダが分裂したり重なる。
石田吉蔵◎工藤慎平
大宮五郎◎赤井犬彦
芸者さくら◎東田まなみ
極楽少女◎KAREN
傷痍軍人◎海幸大介/山南純平
POPゲイシャ◎山本真実/中村大輔
傷痍軍人、POPゲイシャについては入れ代り、代役の変更もあります。

制作◎猫目おろち 宣伝美術◎(C)higomaru
協力◎きちくるお(人形作家)
   秘密基地レミング/劇団「魂」
   中村のわーる(音楽)

■「阿部定事件」をテーマにした劇であるが・・・

今の時代、不穏なものを感じている。
世界規模での経済危機、アメリカも中東からアジアへ戦争をシフトしているのか、
天変地異も日常化、日本は放射能汚染も問題化、不穏は高まる。
こんな時、嘗ての「阿部定事件」を振り返ると大きな発見に気づく。
不安な時代に「愛」の一撃が大きな力となる。
阿部定は「世直し大明神」と国民から喝采を浴びていた。あるいは「愛の革命戦士」とも称された。
これは一体どういうことだったのだろうか。その秘密に迫るため、劇でしか表現できない方法を探る。
サダ、人物像を追って「愛」の多重を見ることができた。
恐怖と喜劇が表裏一体となった。言い換えれば「エロスの革命」を幻想する。
何が狂っていたのか、現実を幻想の側から捉える。・・・サダの秘密。愛は強いやさしさにある。サダはそれを隠してこの世を去った。

■出前劇「赤色時代」について

7月公演が終わり次第、熊本県内外からの出前劇を受け付けます。
詳細は後日発表します。
会場は臨機応変、どのような場所でも公演可能です。
尚、制作についての相談にも応じます。