山南ノート4【劇団夢桟敷】

山南ノート4冊目(2008.10.3~)
劇団夢桟敷の活動や個人のことなどのメモとして公開中。

3.11あれから3年

2014-03-11 18:33:02 | モノローグ【エトセトラ】
【山南ノート2011年3月11日】
【2011年「ねじ式」活動記録】


東日本大震災から3年。
その日、劇団夢桟敷は「ねじ式復活」公演(原作:つげ義春)初日を迎えていた。
「まさか、こんなところにメメクラゲがいるとは」で始まるこの劇が、「まさか、こんな日に大震災が起こるとは!」である。
本番前のゲネプロが終わって一服しているところで仙台空港大津波のニュース画面を携帯電話で見た。被害は東北ー関東太平洋側で広範囲に渡っていることを知った。
その時、脳裏に過ったのは阪神淡路の大震災だった。テレビニュースで見た空襲空爆のような大火災、都市破壊と重なった。
「これは尋常ではない。」
公演が終わって家に帰り、テレビをつけるとこのニュースは24時間流れっぱなしになっていた。
追い打ちに福島原発が爆発するニュースを見て、「日本は末期症状になった。」と慌てた。他人事ではない。チェリノブイリと重なった。
あれから3年目の今日まで声なき声が聞こえるようになった。
関東大震災の時のように暗雲に包まれ戦時体制化していく大日本帝国の恐怖さえ感じるようになった。
同じことを繰り返さないように!
追悼。
そして、安全神話が崩壊したことを忘れるな!である。