「声優A子の犯罪」演出ノート【9】11月19日(木)
水炊きのような、しゃぶしゃぶのような鍋をつつきながら昨夜に引き続き、俳優なかみつせいじさんと 映画監督の後藤大輔さんと「映画談義」だった。料理屋をセッティングしてくれたのは海幸大介。
話を聞きながら、頭の中は次回公演のことで渦を巻いている。
映画の場合、風景は物語にリアルに取り入れられるのだが、舞台となると制限される。あれやこれやの風景を数多く展開することは不可能に近い。
90分の劇だったら、一場か二場だろう。限られた場で世界を表さなけらばならない。
ここには当然、物質的な「嘘」イルミネーションが在る。
映画でも「嘘」の風景を撮ることがあるらしい。例えば、九州の山中が設定であっても山梨や長野で撮影する。言い換えれば他の地で九州を発見するということだろうか。予算の都合もあるだろう。
「A子」では台本上、牢獄のように設定されているが、何処でもないデザインが浮かび上がった。
美味しい話と料理を食べながら、「何処でもない」風景を彷徨った一夜でありました。
水炊きのような、しゃぶしゃぶのような鍋をつつきながら昨夜に引き続き、俳優なかみつせいじさんと 映画監督の後藤大輔さんと「映画談義」だった。料理屋をセッティングしてくれたのは海幸大介。
話を聞きながら、頭の中は次回公演のことで渦を巻いている。
映画の場合、風景は物語にリアルに取り入れられるのだが、舞台となると制限される。あれやこれやの風景を数多く展開することは不可能に近い。
90分の劇だったら、一場か二場だろう。限られた場で世界を表さなけらばならない。
ここには当然、物質的な「嘘」イルミネーションが在る。
映画でも「嘘」の風景を撮ることがあるらしい。例えば、九州の山中が設定であっても山梨や長野で撮影する。言い換えれば他の地で九州を発見するということだろうか。予算の都合もあるだろう。
「A子」では台本上、牢獄のように設定されているが、何処でもないデザインが浮かび上がった。
美味しい話と料理を食べながら、「何処でもない」風景を彷徨った一夜でありました。