いや~、首も手も足も思うように回らない日々が続いている。正直に言おう。「忙しい。」酒なんか飲んでいる時間がない。ここに来て台本の手直し、と言うよりは追加だ、私の登場場面。「骨」の話を1分程度書かねばならなくなった。自分のことはいつも後回しにしてきたが、今度ばかりはアドリブが効きそうにもない。最近、自分が左程面白い人間ではない、と気付き始めたからである。自分で自分を面白がっていたのは何かの錯覚だったのである。・・・それにしても俳優さんたちは面白いように台本を舞台化してくれるものだ。演出の立場で眺めているだけで「あーでも、こーでも、どうにでもしたくなる。」「がまんならない。」くらい「したくなる。」のである。俳優に触発されて演出している。思ってはいたのだが、劇は劇作家や演出家、劇団の主宰者の力でどうにかなるものではないのだ。やっぱり、俳優だね。見てくれるお客さんとの精神的肉体関係は俳優がやってナンボーのものだ。上手いだけでもダメ。上手い俳優さんたちは星の数ほどいる。頭のテッペンから足の指先まで感動できる俳優さんたちが劇団夢桟敷の中にいる。これは稀である。
大阪の皆さん!見てちょーだい。
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