劇団夢桟敷 ☆2018.6〜山南ノート5

熊本アングラ万華鏡〜演劇と諸々

天下のまわりもの

2018-09-17 15:12:33 | ブラジル2018メモ 【記録・報告】
プロミッソン市での公演は入場無料。
但し、保存の効く食料を1kg持参のこと。
プロミッソン市に寄付、市民に配布されることになっています。
主催はプロミッソン市入植百年祭実行委員会。
この発想に目から鱗が落ちる。

さて、今日は城南火の君太鼓さんとの合同稽古。
報告は真夜中か明日の朝か。

台本通りである。

2018-09-15 10:17:32 | ブラジル稽古日記
あぁでも、こぅでもない、と迷いながら形になっていくことが稽古の現場。
結果、台本通りである。
乗りが良いか、切れが良いか。入りきれているか。
ブラジル版ポスターでは時代に奔走される人間たちの運命宿命を暗示する手のひらが強調されている。
このポスターをデザインした三枝先生が稽古に来た。

この2年間の活動

2018-09-14 12:01:27 | ブラジル2018メモ 【記録・報告】
貧しいながらも楽しい我が家、劇団、演劇。
昭和の戦後喜劇の歌を地で生きている。
平成も終わろうとしているが、来年2019は劇団夢桟敷40年になる。

ブラジル移民110年
プロミッソン市入植百年
ブラジル熊本県人会60年

ブラジル公演は大いなる節目になるだろう。
新たに人間関係も広がった。
この2年間、非力ながらも皆んなでコツコツと向かってきた。
ご支援ご協力を頂いている皆さまあっての活動。
ブラジルの方々とは切れない。
これからも…。

焦点絞り、狙いは一つ。

2018-09-13 10:41:51 | ブラジル稽古日記
オープニングで一気に惹きつける場面を作り上げるために繊細さと大胆さを追求する。
覚えたことを熟すだけでは表現としては成り立たない。
一つ発見があった。
日本語は「音」である。意味は全体からじわじわと広がり深まる。…他人事ではない「移民」のお芝居を見に来てくれる人々と向き合う。
侮ってはいられない。
演る側と見る側の感動を分かち合いたい。

稽古が終わってバタンキューだった。
熊本公演が終わって10日が過ぎた。
渡航まで20日間ある。後、20日。1日1日が時間との戦いに入った。
これからの稽古の詰めは、ピッチャー振り絞って一球。バッター振りかぶって!
肩の力を抜いて大きく大きく!呼吸合わせと狙い合わせで共通認識を持つようになろう。
得意分野を引き出す演出に代える。まずは表情を捉える。

バタンキューから1時間で目覚めて構成チェック。ほぼ徹夜状態。
秋の気配を大きく吸い込み、朝から電話対応で慌ただしい。
稽古見学の問い合わせがあった。
公開稽古を設定しよう。期日と会場は検討後、お知らせします。

榊先生

2018-09-12 14:52:48 | 山南ノート5
拝啓 榊定信先生(故人)

「ブラジル移民の劇を作らないか。」と誘われて、その数年後に亡くなられた。
弔い公演の意味を含めて2008年と2009年に熊本とブラジルで公演を実現したが、この度は故人との人間関係から広がり現地の方々日系コミュニティーとの更なる交流が目的の公演になる。
発表から学びの公演。
移民されて現地で根を下ろし生活されている方々からの学びは大きい。