11月になって初めてのブログになります
1週間 あっと言う間に過ぎてしまいました
朝から歩いて《久米寺》に お参りして来ました
家から行くと北から入る方が近いです
本堂の裏から入る感じになります
本堂の横に一際輝く《大日如来》が目を引きます
青天井なのが気に成ります
本堂に上がらせて頂いて 説明を聞くと
『推古天皇の勅願により
用明天皇の皇子 聖徳太子の御弟君《来目皇子》が
御建立された寺院だそうです
来目皇子が7歳の時に眼病を患い
兄聖徳太子のお薦めで
衆病悉除の薬師如来の願力を頼み祈願すると
両目忽ちに平癒あらせられ 皇子自ら
《吾は来目皇子》と称され のちに
《久米寺》と改称されたと有ります
久米仙人が天から女性の足に見とれて落ちた所
と聞いたと思っていたので??
そのお話しも説明して頂きました
親しみのある お顔をされている様な・・
欽明天皇の御代金剛山麓葛城の里に生まれ
吉野山龍門ヶ嶽で神通飛行術を習得し
その後当寺に百数十年奇住とあります
当時としては スゴイ長寿ですね~
聖武天皇の大仏建立に寄与され
免田三十町歩を賜り それより
一切衆生の中風と下の病を除く御祈願を
《御本尊薬師如来》にされて 自ずから
孟宗竹でお箸を制作され その箸を持ちうる者は
一生その病にかかる事無しと 言われるそうです
そう言えば 昔 久米寺の近くに住む方から
『無病息災 不老長寿のお箸』と言って
夫婦箸を頂いた事が有ります
久米仙人の像の所にお箸が置いて有りました
御本尊《天得薬師瑠璃光如来》は
座像で とても大きくて目が印象的です
本堂に上がらせて頂かないと見られません
鏡かと思っていて 良く見ると
中に鎮座ましまして居られました
胎内侍として 薬師如来立像が安置されています
アジサイのお花を見に来たり
境内を散策したりした事は有りますが
本堂に上がらせて頂いて
近くで参拝させて
頂くのは初めてです
《下の病》は婦人病
《中風》は一般に
“ちゅうぶ”と言い
脳梗塞や脳卒中等
脳血管障害で
後遺症で
首がフラ~手がふら~
歩くのがおぼつかない等の状態
《動物生薬》が思い浮かびます 薬を使わずに治せたらスゴイですね~