yanの気まぐれ山雑記

山行記や山野草について綴っていきたいと思います。

津波戸山(529.4)

2011年07月26日 | さんゆう山の会
(登山口→駐車場の間で津波戸山を振り返る)


日時…23.7.24(日)  天候…晴れ  無風  参加者…さんゆう山の会20名


 6月に予定されていた九重山群の扇ヶ鼻山行が、降雨のために中止になったので、今回の山行を楽しみにして待っていましたが、ついにその日がやってまいりました。
 標高は500m程度の低山なので、岩尾根と言ってもたいした事はないだろうと勝手に思っていました。ところが予想以上の岩稜の難コースでしたので、低山でも侮ってはいけないと反省しているところです。


コース&タイム
駐車場(66)10:03→登山口.道路終点(150)10:20→旧海蔵寺分岐(200)10:30~:35→第1西尾根分岐(300)
→休憩11:01~:04→無明橋分岐11:11→休憩11:34~:37→27番.37番11:59~12:03→本登山道出会(420)12:30→昼食12:31~13:02→水月院奥の院(450)13:05~:06→稜線の分岐(485)13:10→東展望台(512)13:15~:19→山頂13:23~:25→西展望台(513)13:29~:34→奥の院13:51→第2西尾根分岐(420)13:55~:58→夫婦岩( )14:14→登山口14:42→駐車場14:54

※( )内標高は個人の感想も含みます。
※西尾根の第1.第2は管理者が便宜上付けた名称です。
※画像の山名等はご参考程度にお願い致します。



  GPSの軌跡を基に管理者が、第1西尾根の一部を除いて作図いたしました。(ご参考)





  駐車場前の道標(65)10:03






  登山口に掲げられているコースの説明板(150)10:20





  旧海蔵寺分岐(200)10:30~10:35





  
第1西尾根分岐(300)





  第1西尾根の登り





  第1西尾根と無明橋





  無明橋を渡った岩峰が10番札所となっています。11:11





       
第1西尾根ピークから東展望台(左の岩峰)を見上げる。(左の石仏は12番札所)11:16






  同上からこれから歩く第2西尾根方面を望む。






  第2西尾根から12番札所.ピークを望む





   
第2西尾根のコオニユリ。12:03





  第2西尾根の27番と37番札所 12:04




        
        第2西尾根 12:17





        
        水月院奥の院(450) 13:06  冷たい湧水で喉を潤して稜線を目標に頑張る。




  稜線の分岐(485)13:10





  東展望台から華岳(592.8)方面の展望13:15~:19





  同上から宇佐市西屋敷、平山、今原集落の背後に聳える雲ヶ岳と御許山の展望。






  同上から岩峰群の展望。




     
津波戸山山頂の三等三角点(529.39)13:23~:25




  西展望台から宇佐平野と周防灘方面の展望。手前のピークは両戒山(349.2)13:29~:34





  夫婦岩。ここは大師像への分岐にもなっています。14:14




       
       大師像





  東尾根分岐(上部)14:18





     道路で見かけたカワラナデシコ





このような厳しい岩尾根は初めての経験でした。
一般登山道ではありましたが、奥穂高岳、白馬岳、谷川岳等でもこれほどの厳しさではなかったように、記憶致していますが…

特に12番札所(ピーク)から針の耳~第2西尾根~本登山道出会 の区間が垂直降下、ヘツリ、急登で緊張の連続でした。 本道に出た時はひと安心したところでした。
ここの少し上で昼食タイム。 ニンニクや梅干をご馳走になりましたが、元気100倍になったようでした。

稜線まで結構な急登でしたので、食後とあって足が重く感じました。

稜線に登り上がって左折、やがて東展望台、山頂、西展望台へと歩を進める。

展望を楽しんだ後、下山にとりかかる。奥の院、第2西尾根分岐、夫婦岩(大師像に立ち寄り)、東尾根分岐を通過しながら本登山道を下山致しました。

14:54駐車場に全員元気で帰還致しました。 お疲れさまでした。

帰路、日豊本線中山香駅近くの「山香温泉.風の郷」のお湯で汗を流し、さっぱりしてバスの人となりました。

いつか鋸山山行を計画したいと本日のMリーダーが話していましたので、楽しみが増えた次第です。

いい山行でした。みなさんお世話になりました。








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6 コメント

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お疲れ様でした。 (リーフ)
2011-07-27 16:35:23
yanさん、こんにちは~

黒髪山より少し高い標高にして、岩場の連続のような手ごわい山のようで登りごたえがあったでしょうね。
お疲れ様でした。

大分の山で以前滑落事故があった山というのはこの山のことでしょうか?

やはり霊山と呼ぶにふさわしい山ですよね。
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ミニ霊場の山 (yan)
2011-07-27 23:31:51
リーフさん、こんばんわ。

黒髪山とほぼ同じ標高なのに、仰るように手ごわい山でした。 
ナイフエッジの岩尾根はスリルと眺望は抜群でしたが、冷や汗の連続でした。

また垂直降下をする区間や岩肌をヘツル区間がありますので、難儀致しましたね。

津波戸山では不明ですが、国東の山で以前滑落事故があった山は「中山仙境」のようです。

仰るように霊山と呼ぶにふさわしい山と思いました。 
このような山が大分県には多いようです。奇岩、岩峰で厳しい地形をしているからと思われます。


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霊場の山 (お母ちゃん)
2011-07-27 23:45:25
津波戸山険しさが伝わってまいります

お疲れ様でした

随所に霊場がうかがえますね

カワラナデシコに癒されました

無事下山でなによりでした
返信する
ワクワクドキドキ (みーです)
2011-07-28 10:49:53
詳しいレポ、有難うございました。
岩峰群や石仏が素敵な山ですね~
登ってみたくなりましたよ~

皆様、健脚でお元気ですね~
写真撮影も大変だったことでしょう!
お疲れ様でした。


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お母ちゃんへ (yan)
2011-07-28 20:58:15
こんばんわ。

第1西尾根をよじ登りはじめから、あまりの厳しさで「えらい所に来てしもうたわい」と独り言を発しながら登りました。

しかし単独行ではありませんので、リーダーや仲間を信じて、指導、アドバイスを受けながら、山行を無事に完遂することが出来た次第です。

本山には八十八ヶ所の霊場が設けられていまして、その昔から山岳信仰のメッカだったことが伺えましたね。

今回の山行では体力を考慮して「花の撮影は上りの時は出来るだけしない」と決めていましたが、出会った花は、コオニユリと下山時のカワラナデシコだけでした。 

やはり花に出会うと仰るように癒されましたね。

 
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みーちゃんへ (yan)
2011-07-28 21:30:47
こんばんわ。

2ヶ月ぶりに山の会山行に参加いたしました。

仰るように皆さん、元気なメンバーばかりでした。 
「日頃からリュックの重さを20kgほどにして訓練しています」と話をしてくれた仲間もいました。

私も地元の坂道等でトレーニングはしていますが、不十分と分かりましたので、効果があがるようなメニューを考えたいと思います。


山名等の名称は正確を期すべく調べてアップ致しましたが、そうでないのもあるかと存じますので、ご指摘頂ければ幸いです。

仰るように岩峰群や石仏が素敵な山ではありましたが、一歩間違えれば滑落の心配がありましたので、慎重に歩を進めました。

ロープやチェーンを頼りに上り下りするのですが、手の汗で滑って危険を感じた所もおりました。 
腕力と握力も鍛えておかないと、と思った次第でした。

みーちゃんもどうぞお出かけ下さい。きっと満足されることと存じます。

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