ニーバーの祈り

ニーバーの祈り

神よ、

変えることのできるものについて、
それを変えるだけの勇気を、われらに与えたまえ。

変えることのできないものについては、
それを受けいれるだけの冷静さを与えたまえ。

そして、
変えることのできるものと、変えることのできないものとを、
識別する知恵を与えたまえ。


　　　　　　　　　ラインホールド・ニーバー（大木英夫 訳）


God grant me the serenity
to accept the things I cannot change;
courage to change the things I can;
and wisdom to know the difference.




私がこの詩を知ったのは、もう20年以上前でした。

以前働いていた職場には、毎週カトリックのシスターが来てくださり、
収容されている子供たちに、
一時間お話をして下さるという時間があったのです。

今ではあまり考えられない行事ですし、
子供たちが一時間もジッとしているなんて、
最近では、無理だろうなあと思うのですが…、

当時は子供たちに取っても、
私にとっても、とてもとても大切な時間でした。

沢山のことを教えていただき、
今でもその言葉の一つ一つは、大切に心に残っています。

そのひとつがこの詩でした。
詳しいことを知りたい方は、検索してみてくださいね。

ただこの詩を読むたびに、背筋を伸ばし歩いていこうと、
そんな気持ちになったものでした。





小さな聖書



持ち歩きがし易いように、無理して買ったのですが、
字が小さくて読みづらい。
あ～も～、認めたくないけど、目の機能が衰えてきてるんだなあ…（とほほ）