6/18、大阪北部を震源とする震度6弱の地震が起きました。
この地震により犠牲となられた方々に謹んでお悔やみ申し上げます。
また、被災された方々およびそのご家族の方々には、心よりお見舞い申し上げます。
2016年10月。当パソコン教室(倉吉教室)がある鳥取中部でも、同規模の地震がありました。あの揺れが都会で起こったと思うとゾッとします。
都会での地震。そして通勤・登校時間帯ということもあり、鳥取中部地震と同規模でも被害が大きいように感じます。
災害時には、連絡・情報収集を行えることが重要です。
実際、先日の大阪の地震のニュースで地震直後の大阪の人々の様子を見ると、スマホを見ている人ばかりです。
家族や友人の安否確認や自身の状況報告、交通の運行状況、震源地はどこだったのか、被害状況などの情報収集でスマホが命綱となったことでしょう。
-「00000JAPAN (ファイブゼロジャパン)」 という言葉を聞いたことがありますか-
大規模災害時に大手携帯会社が無料で開放してくれるWi-Fiスポットです。
このマークを街中で見かけたことはありませんか。
普段は契約している携帯会社でしか使用できないWi-Fiスポットが、ファイブゼロジャパンが発動すると、契約をしていなくても携帯会社が運営しているWi-Fiスポットも解放されます。
電話回線が混乱し、つながりにくくなる災害時。東日本大震災や熊本地震では、インターネット回線(LINEなど)の方が繋がりやすかったということがありました。
ファイブゼロジャパンは、東日本大震災を受けて発表され、熊本地震で初めて運用されました。そして今回の大阪での地震でも、大阪府全域で提供されました。情報収集や安否確認に役立ったことかと思います。
しかしファイブゼロジャパンを知っていても、Wi-Fiの繋げ方を知らなければ意味がありません。スマホでの設定は下記の通り↓
①設定アプリを起動
②Wi-Fiをオン
③0000JAPANを選択(発動時にしか表示されません)
④ホーム画面に戻り通常通り使用
SSID一覧の一番上に表示されるようになっているので探しやすく、パスワード入力もないので簡単に設定ができます。
教室で販売しているスマホテキスト📖内にWi-Fiの繋げ方が詳しく載っております。
災害時は携帯会社の通信網は不通になってしまうことも考えておかなくてはいけません。もしもの時のためにも、つなぐ方法だけは知っておきたいものですね。
注:パスワードがなくだれでもアクセスできるということは、セキュリティ面では安全と言えません。ファイブゼロジャパンを接続したまま、インターネットバンキングやカード情報入力など、個人情報やお金に関するやり取りは行わないように気を付けましょう。
あくまで災害時の緊急用で、情報収集や安否確認での利用に止めましょう。
やまさきし
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