若い人で大腸がんが増えている理由

　皆様、こんにちは。総合診療医からの健康アドバイスの時間です。

 

　今日の沖縄は曇り時々雨、梅雨空です。予想最高気温は26度です。昨日、生活必需品を購入しようとスーパーへ行った帰り、ホームセンターに寄りました。しかし、まん延防止等重点措置が発令されているにもかかわらず、人の多いこと。駐車スペースもなかったので、即帰宅。不要不急の外出は控えて、と言われてますが、他人事のようです。では、本題へ。

 

 

 

　教科書的な大腸がんの危険因子から推定すると、高所得国での若年層で大腸がんが増えている主な理由は、肥満、加工肉食、飲酒、喫煙の増加、および食物繊維不足と運動不足が考えられている。

 

 

 

　特に、加工肉をたくさん食べる習慣を子供の頃から身に付けてしまうことは問題だ。

 

 

 

　高脂肪で低食物繊維の食事を短期間でも続けると、大腸粘膜に炎症と細胞の増殖をもたらすことがわかっている。

 

 

 

　大腸がんの前駆徴候であるこの病理現象は、ほんの2週間以内の高脂肪低繊維食でも起こることがわかっている。

 

 

 

　しかし、大腸がんの研究者たちはもう一つの重大な要因がある、と考えるようになった。

 

 

 

　というのは、高脂肪低繊維食はもともと多くの高所得国で当たり前の食習慣だったからだ。

 

 

 

　若年層にこれだけ大腸がんが増えることをすべて食事だけでは説明困難なのだ。

 

 

 

　次回に続く。

 

 

　

　そう言うお前も外出してるだろ、と言われそうですが、三角コーナーは生活必需品？

 

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