診断は「ボーモルのコスト病」

　皆様、こんにちは。総合診療医からの健康アドバイスの時間です。

　今日の沖縄は曇り時々晴れ、梅雨明け宣言は間近です。予想最高気温は30度と、ようやく真夏日になります。やったね！埼玉西武ライオンズの石垣島出身の平良海馬投手が、39試合連続無失点の日本記録を更新しました。県出身の選手の活躍は嬉しいです。他の選手も頑張れ！では、本題へ。

 

　私の家族が、先日アメリカに滞在中に口内炎を発症し、ある病院の外来を受診した。

 

　1回きりの受診で幸い良くなった。

 

　その時の外来の医師も親切に対応してくれたとのことで私の家族も満足はしていた。

 

　しかしその後、私のもとに約１０万円もの医療費の請求書が届いた。

 

　旅行者保険に入っていたために、全額保険から支払うことができたが、もし加入していなかったら全額自己負担となっていたところだ。

 

　アメリカの医療費は対GDPで世界一高いことは有名である。

 

　しかしその原因についての評価には間違った説が米国内の論文でもよくみられる。

 

　医療機器や事務管理、医療過誤保険の費用が増大したのが最大の原因だ、などの論調が多い。

 

　しかしこれらはマイナーな理由だ。

 

　最大要因としての正しい診断は「ボーモルのコスト病」である。

 

　この病気によって、医療従事者の給料が高くなり、アメリカの医療費が高くなっているのです。

 

　ではこの病気はいったい何か？

 

　次回に続く。

 

 

　

　オリックスの宮城投手は最多勝を取って欲しいです。同じ西武の山川選手はホームラン王取って欲しいです。

 

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