今月は、大相撲春場所が開催中ですね。
今日は、皆さんがご存知かも知れませんが、蘊蓄をご紹介します。
力士の中でも、関取と呼ばれる人たちがいます。
関取とは、幕内と十両の力士のことを言います。
中でも、幕内の力士は、横綱と対戦することがあります。
めったに勝つことが難しい横綱と対戦して、勝利すると「大金星とか、金星をあげる」と言われます。
金星は、めったに勝つことがない横綱に勝った時。
大金星は、明らかに勝てないと思えた横綱に勝った時。
どちらも、よく似ていますが、ほぼ不可能と思えた場合には「大」ですね。
なお、金星の対象は幕内の中でも平幕(前頭)であり、小結・関脇以上は対象外ですよ。
ところで、金星をあげるとどうなるのか?です。
金星を1つ取ると、特別加算10円です😅
しかし、この10円は、何と4000倍にした額なんですね。
しかも、1場所毎に4万円、年間6場所ですから、24万円にもなります。
横綱に1勝つ毎に、倍になっていきます。
今、十両の安美錦(現関取最年長40歳)は、8つの金星を取っていますので、年間の金星給付金は、年間192万円は、給料とは別に貰えます。
また、幕内の喜風も、金星8つあげています。
(ただし、幕内、十両の関取で在籍の間)
金星を与えた(負けた)横綱の最高は53個の故北の湖関ですね。
また、金星となれば、懸賞金もハンパないですね。
懸賞金1本で62000円です。
これから、協会手数料5300円を差し引き、力士の手元へは、30000円となり、残り26700円は、力士本人の口座へ相撲協会が積立て、本人の税金へ充当して、余った分を引退後に本人に渡されるそうです。
40本の懸賞金は、120万円、即力士の手元です。
「勝って故郷へ錦を飾る」のは、普通の努力では出来ません。
血と汗と涙の結晶なんですねー🎵
ご存知の諸兄には、失礼しました🙇💦