Spanish Breeze

夫のMBA留学に4歳の息子とついて、マドリードと上海での14ヶ月の生活を紹介していきます.

うっぐの新車で初散歩♪

2010-10-17 00:34:44 | 日記 -Spain-
こっちに来て2週間が経った頃、ようやくうっぐの新しいバギーが来ました
OshKoshのバギー、85ユーロなり。もう3歳だし、空港から送られてきた時に壊れてたのを機に、もうやめようとも思ったけど、あんな事を言われたら、買うしかなくて...わが子にはまだまだ甘いです...


でも本人は大好きなブルーのが来てすごく喜んで、早速「新しいベビーカーに乗って公園に行く!」と
乗り心地もいいみたいで(今までのより一回り大きくて、なんとリクライニングするのだ!)、超~ご機嫌。
新居から一番近い公園、マドリッドの憩いの場と言われているレティーロ公園(Parque de Retiro)へ。
  
芝生も多く、木が沢山あって、池ではボートに乗れるし、子供用の遊具も沢山あって本当に気持ちのいいところ。夕方16時過ぎ位から、大人も子供も本当に多くの人で賑わい、活気ある公園です。

うっぐは、なぜか日本から持ってきた「東海道本線」を石畳の上を「ガタンガターン。次は品川で~す!」とか言って走らせているので、みんな面白そうに見ていきます。こっちでは、電車を持ってる子供はあんまり見かけないもんな...珍しいのかも

バギーが来て本当に嬉しかったみたいで、沢山遊び、帰りは、早速リクライニングして久しぶりの昼寝をしました。この2週間、本当によく抱っこしたよ~。眠いし、乾燥してほこりっぽいし、昼間はまだ暑いし、知らない言葉が飛び交ってるしで、絶対に歩かなかったんだ

これからは、もっと沢山公園にも行けるね。楽しみだね

久々の日本食♪

2010-10-16 01:06:29 | 日記 -Spain-
新居に引っ越す前夜、繁華街にある日本食料理店に食べに行きました!

それまでは、ホテルのキッチンで日本から持参した無水鍋でご飯を炊いたり、非常食用のフリーズドライのお味噌汁を飲んだりとまともな食事をしていなかった(なんと外食はしていなかったのだ
まともな物が食べたいと言っても、スペイン料理ではなく日本料理を選ぶところが夫らしい。その血筋を引いているうっぐも「めんめんが食べたい!」と。

多数決でSOL(ソル)と言う繁華街にあるお店に19時位に着いたけど、お店はなんと20:30オープン!(これもスペイン時間。夕飯は、大体21時~なのだ)それまで、中国の食品店で、日本のインスタントラーメン(1個100円)やお醤油、バーモンドカレーのルー(約600円!)を買い込みました日本の値段の約3倍のルーもカレー大好きな夫とうっぐの為に仕方がなく購入...
Hua Lian Food, C/ Leganitos, No.33, 28013 Madrid

やっと20:30になりお店に入ると、そこはもう「日本」でした!
「いらっしゃいませ~!」と言われうっぐも喜ぶ店内には、板さんもいてお寿司を握っていて...お通しに出てきた人参、大根、ジャガイモの煮物にホッとする。心も暖まる!
うっぐは、マグロが大好きなので、握りを一つと素うどんを注文。

超~ご機嫌なうっぐ。

 
私は、親子丼、夫は、カツ定食。
結果大満足でした。精神的にも落ち着けたし。

あと落ち着いた原因にもう一つ理由がありました。
お店の名前です!「どん底」と言うのですが、私の実家が新宿にあった頃、近所に同じ名前のお店(居酒屋)があってよく通ったものでした。懐かしい~。ロゴも一緒だし、関係あるのか分からないけど、なじみのある名前に「また来よう」と心に決めて帰ってきました

お店:Donzoko Madrid

家が決まったよ!

2010-10-14 00:29:53 | 日記 -Spain-
9月22日(水)の事。
こっちに来て調度1週間が過ぎた頃、ついに私達3人が15ヶ月お世話になる家を決め、大家さんに契約に行きました

契約書の内容も夫の学校のStudent Officeの方が、変な事が書かれていないか確認してくれたし、スペイン語が分からない私達に、例の不動産屋の英語が話せる元気のいいおばちゃんが間に入り、無事に契約終了。これで一安心。

契約書にサインをしていくのですが、日本みたいに「ハンコ」がないので、1ページ、1ページにサインをしていくのが大変でした。私達は、漢字のサインなので、書くのに時間がかかるのですが、書く度に「Oh~!」と嬉しそうに漢字を見てくれるので、書き甲斐がありまいた

そこで大家さんが、私達が兄弟なのかと聞いてきて、どうゆう意味なのかと思ったら、苗字が同じだからだそうです。こっちの人は、ファーストネームの他にカトリックの洗礼を受けてもらうミドルネームと、苗字が、父方と母方、両方あるそうです。でも戸籍上では、苗字だけでも15個とかあったりするらしい血筋/ルーツを大切にする国なんですね。

そういえば、以前働いていた会社で、スペイン人の入社手続きをしていた時に、どこまでが名前でどこからが苗字か聞いたことがあったな...懐かしい。

さてさて、お待ちかね、我が家をご紹介します
場所は、マドリッドのサラマンカ地区。
大型デパート、ZARAやH&Mもあるショッピング街、スーパーのカルフールや、公園も近くにあって、治安もいいところ。

私達のアパートも、そんな洋服屋さんの6階にあります。
日本で言う1LDKで、50平米程のちぃーさなアパートです。後から気がついたのですが、ここはホテルの中の賃貸アパートだったお陰で24時間ガードマンと受付に人がいて安心、安心

キッチンがすごぉーく小さくて、どうやって料理するんだって感じ。でもそこは「おままごと」気分で、やっていこう!寝室にはダブルベッドが付いていたけど、幅138センチしかなく、3人で寝るにはちょっと窮屈
  
写真は、後からIKEAでうっぐ用に小さい子供用ベッドを購入して並べたもの。なんとなく上手く収まってるでしょ?実際は、私が一緒にこの小さいベッドで寝かしつけ、夜中起きては、私の布団に入って来るんだけどね...

家具付とは言え、食器や調理具、生活するには色んな物を揃える必要があり、あっちこっち行って(これがスペイン語しか通じないから余計に疲れるのだ...)、ようやく落ち着き、窓の外の景色も見れるようになってきました。
 
私達の住むアパートは味気ない建物だけど、向かいや近隣はいかにもスペインらしい建物なので、まぁ、いいとしよう。


うっぐもホテルより、こっちの方がいいと言ってくれて本当に良かった

これからここでどんな生活が待っているのか...楽しいマドリード生活になりますように♪



夫の学校スタート&公園デビュー

2010-10-12 23:40:11 | 日記 -Spain-
9月20日(月)から約1ヶ月、月~木曜日、11:00~14:00で
夫の学校のサバイバルスペイン語講座が始まりました。
本当はパートナーである私も受けられるみたいなのですが、その間うっぐを見てもらえるところないので、残念ながら私はうっぐとお留守番


夫が来年2011年の12月まで通う学校

夫が通う学校の日本人の先輩の奥様に近所のいい公園を教えて頂き、早速出掛けてきました。

うっぐも久しぶりの公園にハシャギ
まず驚いたのは、遊具の大きさ!もちろん日本で見慣れた大きさのもあるけど、大きな車や宇宙船みたいに大きいのとかもあって、うっぐは、あれもこれもと色々試し乗りをして大忙し
 

乳幼児向けのところは、砂場の中に遊具があって、幼児向けの方は、ちゃんと、ふかふかした地面(呼び方がわからない...)で転んでも痛くないように配慮されていて安心して見てられました。

うっぐが「これどうやって遊ぶんだろうね?」ってある遊具を「研究」していたら、少し年上の現地の子がやって来て、いっぱい話しかけて来ました(もちろんスペイン語で)。最初は、お互い違う言葉で話していて、ちょっと距離感があったもののあっと言う間に打ち解けて、遊び方を教えてもらったり、一緒に走り回ったり


最後は、「アディオス!」「チャオチャオ!」でさようならしてました。私も負けずと出発前に通ったスペイン語講座で習った「アスタルエーゴ!(またね~!)」と言って、「アスタルエーゴ!」って帰ってきた時は、「通じた!」初コミュニケートにちょっと感動


21日(火)と22日(水)も別の公園に行ったりして、またまた充実した遊具に驚き、マドリードは以外にも小さい子供向けの遊び場が沢山ある事を知りました。
火曜日は、偶然、日本人の親子に会いました。
まだ1歳半の男の子だったのですが、うっぐは、久しぶりの日本人に大喜び。沢山話しかけてました
そして、水曜日は、出発前から色々と情報を下さっていた夫の学校の先輩の奥様とお子さんにバッタリその2歳の女の子と早速意気投合。
うっぐは、いつものしまじろうを抱っこしていて、彼女も同じようにぬいぐるみを抱っこしていてうっぐは、本当に楽しそうに遊んでいて、ホッと安心。
私は、奥様と日常生活サバイバル術や、日本食が手に入るお店、うっぐの遊び、教育についての情報収集をしました

 
無事に公園デビュー達成

夕方19時頃からまた物件探しの続き。
夫の学校の近くのを見てもらったけど、予算オーバーで断念
ホテルチェックアウトまで後2日。
なかなか「これ!」と言ったのがみつかりません...

Toledo(トレド)へ

2010-10-12 00:27:08 | 旅行 -Spain-
相変わらずの時差報告ですみません
まだまだ落ち着かない日々の上、ちょっと体調を崩してました。
が、もう大丈夫!ご心配お掛けしました。

9月19日(日)
ちょっとホームシック気味のうっぐの為に、こっちに来る前から「乗りたい!」と言っていたスペインの新幹線『AVE』でToledo(トレド)に行って来ました。

朝09:30頃ホテルを出発。
マドリード・アトーチャ(Atocha Renfe)駅に向かう。
スペイン語会話の本を見ながら乗車券を2枚(10ユーロ/人)購入。
うっぐは、まだ3歳の為タダ。スペインでは、4歳から乗物が有料になるらしい。


AVEに乗るには、空港並みのチェックインが必要で手荷物をX線に通す。
乗り場近くになって、うっぐが「AVEだ~!」さすがテンションです。
 
超~ご機嫌なうっぐ。私は、旅はまだ始まったばかりなのに、この笑顔が見れただけで目標達成!と思ってしまった

古都トレドは、世界遺産にも登録されているマドリードからAVE(高速列車)で約30分の街。タホ川に三方を囲まれ、1561年に首都がマドリードに移るまで、政治・経済の重要拠点として繁栄し、「16世紀で歩みを止めた街」として有名。

私は、小学校の時、大学の卒業旅行の時を含め、今回が3度目のはずなのに全てが新鮮!
まず、駅から感動。

天気がものすごくよく、白っぽい石造りの建物と木の濃い緑と真っ青な空がとても印象的。


つづいて、タホ川を渡って古都へ。

うっぐも楽しそうに階段をどんどん上がり、上から見た景色にご満悦。
 

16世紀のまま取り残された建物だけど、可愛く飾られていて、私は、バルコニーの下のタイルにも気を使っているのに感動!
   

カテドラル前の広場で、朝ホテルで作ったおにぎりとリンゴを食べようとしたけど、とても暑く、ちょっと入った路地に座り、しばし休憩。

うっぐもおにぎりを平らげ、リンゴも丸かじり!

トレドと言えば、やっぱりタホ川を挟んで街全体を見ないとと思っていたら、なんと列車方の小型観光バスを発見。
街の中心のソコドベール広場から出発し、トレドの街の外を一周するという。
調度良いので早速乗込む(大人4.25ユーロ、子供1.85ユーロ)。
  

その後は、卒業旅行の時に見た画家エル・グレコの家を見に行きたかったけど、残念ながら改装中で断念。もう少しトレドを味わおうという事で、トレドの城壁の外とタホ川の間を散歩。


路地を抜け、

 
タホ川の川岸へ。


流れが結構急なので、ちょっと怖がるうっぐ。


こんな感じの歩道が城壁の外にあるなんて知らなかった。

でもうっぐも夫もいい散歩になり、気がついたらトレドに6時間もいました!
うっぐも昼寝なしの、終日ご機嫌でよく歩いてくれました

私は、お土産に可愛いタイルを、と思ったけど、荷物になるので、写真に収める事にしました。


帰りは、マドリード市内行きのバスで、約1時間(4.74ユーロ)。
うっぐも大満足の一日でした