Spanish Breeze

夫のMBA留学に4歳の息子とついて、マドリードと上海での14ヶ月の生活を紹介していきます.

家探し

2010-10-06 07:19:40 | 日記 -Spain-
9月17日(金)~18日(土)

荷物が来るのが遅れたお陰で、家探しが3日遅れでスタート。
ホテルのチェックアウトも迫って来たし、インターネットで物件を見ても良く分からないし、そのインターネットもつながったり、つながらなかったり...
時差ボケや疲れも出来たせいで、ちょっと焦り始めてきた頃...
とりあえず、ホテルを2泊延長し、慌てて変な家に決めちゃわないようにする。

夫の学校からも、私達のホテルの付近のSalamanca(サラマンカ)地区は、治安が良く、買物、公園など不便はしないと言う事で、この付近か、学校近所を希望し、近所の英語が使える不動産[everystreet]を尋ねる。

最近ちょっとスペイン語恐怖症になって来ていたので、恐る恐る「Hola~」と言いながら入っていったら、元気が良く、感じのいいおばさんが、「What can I do for you?」と久々の英語!なんて落ち着くんでしょう!
ほっとして、私達の要望をお願いしたら、快く「ぴったりの物件がありますよ♪」と。お昼休み後に会って実際の物件を見せてもらう事に。

昼休み後とは、17時の事
そう、ここは、siesta(シエスタ)の国だった!
朝は、9:30から営業開始し、14時までが午前中。
14時~16時にランチ&お昼休み。午後は、17時頃~19時位まで。
確かにこのお昼休みには、にぎやかな街もシャッターが閉まり、人もどこかに消え、ちょっと物騒な雰囲気になります。

この不動産屋に限っては、「夜は、夜中の2時まで営業、土日もよ♪」と。
熱心な人たちなんだかよくわからない...

この2日間で6件ほど見せてもらう。
間取りは、1~2bedroom、セントラルヒーティングを希望。
家賃は、900ユーロ/月以内。

まぁまぁの物からお化け屋敷みたいな物まで色々でした。
うっぐの安全面を考えるとあんまり冒険もできないし...。
日本国内でも物件探しは、頭が痛いもの。
頭がパンパンになり、また翌週もお願いして、街の中心地へ買出しに。




なじみのマックでハッピーセット♪


Plaza de Espanolでドン・キホーテとご対面


元気いっぱいのうっぐ


大好きな地下鉄Metroと。

いっぱい、いっぱいだったのは、親だけじゃなかった。
夜、部屋でご飯を食べ終わったら、うっぐが、「なんで品川のお家に帰らないの?お家に帰りたい...」と泣くのをこらえながら言われちゃいました...

これには、ちょっと胸が苦しくなり、「明日は、AVE(スペインの新幹線)に乗りに行こう!」と慰め、翌日は、気晴らしに小旅行をする事にしました うっぐ元気だしてね

つづく...

うっぐの愛車が...

2010-10-06 06:37:59 | 日記 -Spain-
つづき...

9月16日(3日目)
昨晩は、久しぶりにうっぐが夜泣きをしました...1歳半の頃断乳をした頃以来だった。日中は、元気に笑っていても、すごく頑張っていたんだな、とこっちまで涙が出て来ちゃいました少し位わがまましても、怒るのはやめよう。

朝10:30過ぎ、ようやく荷物が届いた。
やったぁ~!と思って急いでフロントまで行くと、ダンボールはボコボコ、大きいトランクは大丈夫だったけど、小さいトランクはタイヤがひとつ無い、そして、ベビーカー!見るも無残に、後輪2つとも無いではないですか骨組みがむき出しになっていて、痛々しいこれには、うっぐもショックで、「うっぐのベビーカー乗れないの?壊れちゃったの??」って...
夜泣きしただけに、かわいそうになり、「うっぐ、まだベビーカーに乗りたい?」と聞くと「うん、ベビーカーが無いとママ疲れちゃうから...」と(いつもママ抱っことせがむ割には『悪いな...』と思ってるのかな...)

取り急ぎIBERIA航空に破損証明を依頼し、保険でカバーしてもらう手配をとりました。

この日は、友達の紹介で知り合った、アダプタを貸してくださった方とランチをする約束だったので、早速、デパートに一緒に行ってもらい、ベビーカーを購入。店員さんの言ってる事が全く分からず、また助けて頂きました。うっぐが気に入った青のは在庫がなく、バルセロナから直接自宅まで郵送との事。まだ住所のない私たちでは受け取れず、またまたその方にお世話になることに。もう彼女は、私達にとって神様のような存在です...
うっぐは、すごく嬉しそうで、「ベビーカーいつ来るの?来たら、ねんね出来るから、夜泣かないよ」だって

午後は、夫の通う学校のオリエンテーション(住まいの探し方、携帯の契約の仕方、銀行口座開設など、こっちでの生活をスタートさせる為のノウハウ)で、3人で学校に。
たまたまなのか参加したセッションには、アメリカ、カナダ出身のネーティブスピーカーが多く、授業(授業は全て英語)についていけるか夫の事も心配になってきました...
相当のストレスになるだろう夫の面倒まで見きれるか、そっちも心配になってきました...

まぁ、どうにかなるでしょう

やっぱり...

2010-10-06 06:00:30 | 日記 -Spain-
9月15日(2日目)
またまた予定通りに行かない一日でした...
前の日、IBERIA空港の人は、翌日の午後か夜には荷物をホテルまで届ける、と言ってくれたのにやっぱり届きませんでした...まぁ、でも元祖ラテンの国だからこれもあり?!

この時点で日本を出発する日を含め3日は同じ服を着てる我が家...幸いにも空気が乾燥している為、前の晩に手洗いして部屋に干しておけば翌朝には着れるので助かった。

でも次の問題は、電子機器。パソコンは、夫のと私のと2台持ってきたのだけど、ホテル内のワイヤレスLANの設定が上手くいかず、そうこうしているうちに、環境が整わないまま両方ともバッテリーが落ちてしまって。デジカメもダウン。アダプターと電源プラグを預け入れ荷物の中に入れてしまったから、どうにもならなくて...さすがに心細くなってしまいました...

ホテルにいてもどうにもならないので、ここは、とりあえずの物の買出しに出掛ける事に。ホテルの隣のスーパーに行って、まずは、買い物籠にびっくり!持つのではなく、引いて使うものらしい。これには、うっぐもテンション「Hola! Adios!」と言いながら店内を冒険。



私は、何が何だかよく分からず、商品に描いてある絵を頼りに物を選ぶ。会計時に何を言ってるのかさっぱり分からず冷や汗もんでした...後で、「レジ袋はいりますか?」見たいな事を聞かれたんだって分かりました...レジ袋は、こっちでは有料です。お店によりますが、大体スーパーでは0.01~0.06ユーロ程度でしょうか。

午後は、マドリッド市内観光へ。(デジカメが無いので、写真はまた次の機会に)
きっと、小学生の頃家族でと卒業旅行の時に一回りしているはずなのに、全く記憶が無く、新鮮でした。うっぐは慣れない雰囲気、人、言葉、道にママにべったり。歩きたくないと言い、ずっと抱っこ。これもマドリッドの強い日差しの中ではかなりきつい...街中の温度計は、44℃

でも、デパートの前にある遊具を見つけたら、笑顔が戻って、しばらく自由に遊ばせました。


ただ現地の子が来ると。そーっとその遊具を降りるのを見ると、ちょっと胸が痛くなりました...頑張れうっぐ!

夜の7時頃(外はまだ明るい!)、荷物が届いたかなと期待してホテルに戻ったけど、案の定、何にも届いていない。
そんな時、出発前に友達にスペインの人と結婚していてマドリッドに住んでいる方を紹介してもらっていたので、その方に「無事到着しました」コールをしたら、なんと、15分後に、電源プラグを持ってきてくれて...(偶然にもホテルから徒歩10分の所にお住まいで)すごく助かった!太陽のような方だと聞いていたけど、本当に、目の前がパーッと明るくなり、ホントに感謝です

夜中、色んな物を充電しながらネット環境を整え、ホッと一息。明日には荷物届きますように...

2日目も盛りだくさんな一日でした。(つづく...)

ついにマドリッド入り!

2010-10-04 23:09:38 | 日記 -Spain-
2010年9月14日、とうとうマドリッド入り
これから数日は、こっちについてからの出来事を少しずつ(あまりにも色々ありすぎて...)お伝えして行きます!

9月14日(第1日目)
家を出たのは、朝の5:45。
大きく、制限重量いっぱいいっぱいの荷物3つとベビーカーを押しながら、朝の品川を汗だくになりながら、品川東口から出発するリムジンバスに乗り込みました。

うっぐは、前からリムジンバスと飛行機に乗る!ってはりきっていた事もあり、ずーっと外を見ていて、すごく楽しんでる様子。

今回は、British Airwaysでロンドンで乗り継いでマドリッド入りをしたのですが、荷物は、成田で預けて、マドリッドまで直接届きます、と言われ、まずホッと、一安心。ついでにベビーカーもここで、預けてしまいました。これが後で大変なことになるのだけど、それは、また別の機会に。



少し、身軽になって空港で、私と夫の親とお別れをし、いよいよ飛行機に乗り込み、うっぐは、超~ご機嫌窓のカーテンを閉めたり、開けたり。目の前のタッチパネル画面をいじるいじる。この先、11時間のフライト、大丈夫かと心配したけど、思いの他、静かに遊んだり、食事もちゃんと食べ、トイレもちゃんと教えてくれて、機内の時間を楽しんでいて、本当にいい子でした





ところが、BAが強い追い風に押され、なんと40分到着が遅れ、乗継まであと数分!広い、広いロンドンの空港を親子3人で全力で走った、走った。この時もうっぐは、一生懸命走ってくれて、ホント助かった!「うっぐ、頑張っていっぱいいっぱい走ったよ。がんばったよ。」「うん、うん」親の方が息切れ&泣きそうになった...

今度は、IBERIA航空。小さい飛行機で、プロペラ機の少し大きいような感じ。
「Hola! Que tal?」といきなりスペイン語で話しかけられ、一気に頭が「???」状態。
うっぐは、「今度の飛行機は、TVがないね。」とちょっと不満そうにしてたけど、さすがに、ダウン。マドリッドまでの2時間半、ずーっと寝てました

結局、1時間以上も送れてマドリッドに到着。


新しいターミナルに着いて、かっこいい空港に少し感動しながらも、あの大きな荷物を無事にホテルまで持っていけるか不安が募る中、荷物が出てくるのを永遠と待ちつつも、ベビーカー含め、なんと4つとも出てこないではないですか!

どうやらロンドンで、私たちの荷物を乗せられなくて、明日の便になるとの事!
最初、「」と思ったけど、航空会社がホテルまで届けてくれるから、あの重たい荷物を持たなくていいと逆にラッキーと割り切り、市内行きのバスに乗り込みました。


料金は、1ユーロ/人、空港~市内まで約20分。

東京の家を出てから約24時間後、やっと、長い長い1日が終わりました。
すごく疲れたけど、うっぐが、あまりにもいい子で、いつもの笑顔で、気がつくといつも私たち親のほうが和ませてもらってたな。

これから約1年半、色々あると思うけど、私たちはうっぐがいるからやってける!と確信、改めて生まれてきてくれてありがとーな一日でした。



これから1週間お世話になるホテル。いい部屋見つかりますように!

やっと。

2010-10-01 07:26:25 | 日記 -Spain-
スペインはマドリッド入りをして、今日で2週間と3日が経ちました。
これから夫の留学中に住む家もみつかり、住みやすいように整えながら、
先日やっとネット環境が整いました。

この2週間、本当に色々ありすぎて何から書いていいのか...
この後、順を追って、お知らせしていきますね。

英語が全く通じないこの街で、もどかしい事が山ほどあるけど、
太陽の下で、元気に遊ぶわが子を見てると、
そんなイライラもどこかに行ってしまう。

今日は、初めて路地に出ているBAR(バル)でランチしました。
ランチは、大体東京のランチと同じくらいかな。
9.50ユーロでスタータとメイン、ドリンク付きだったり、そうでなかったり。
ただ、木漏れ日とそよ風の中でのランチは、道路沿いでも何故か気持ちが良く、
美味しく感じました。



その後は、近所の公園に遊びに行きました。
たまたま公園に居合わせた7人兄弟に混ぜてもらい、
言葉が通じないながらも、楽しそうに遊んでました。



子供同士、日本にいてもどこにいても同じなんだね。
自分よりちょっとお兄さん、お姉さんが好きで、
ちょっと小さい子に真似されたり、真似したり。

そんなわが子と一緒に過ごすマドリッドでの日々。
皆さん、応援よろしくお願いします♪