傘寿の気まぐれ高齢者

思いつくまま
  気の向くままに・・・・

ある女性の死

2007年01月26日 | Weblog

 ボランティアで歩行困難者をリフトカーで病院やショッピング等に送迎をしています。

 利用者家族の中に、非常に明るくて活発な奥さん(60歳前半)が居られ、主人が5年前に脳梗塞で倒れられ、運動機能と言語に障害が残り、リフトカーを利用されてをり「主人は家族のために一生懸命働き、子供も独立し、孫と遊ぶのを楽しみにしていたが病に犯されたが、今度は私が主人に恩返しする番だ」と言って、何時お逢いしても明るく楽しそうにしておられた。

 先日、電話をした知人が「何度電話をしても出ないので気になり、お家へ訪ねていったらコタツの中で死んでいてびっくり、死因は心不全で、葬儀の後、主人は老人施設に入所された。

 人生は、何時何が起きるか分からない、一日一日を感謝して悔いの無い生活を過ごそう。