ヨガは、以下の順番で修練されます。
ヨガの八支則
①ヤマ(日常生活でやらない方が良いこと)
②ニヤマ(日常生活でやった方が良いこと)
③アーサナ(座法/ポーズ)
④プラーナヤーマ(呼吸法)
⑤プラティヤハーラ(感覚の制御)
⑥ダーラナ(一点集中)
⑦ディヤーナ(集中の対象と同化)
⑧サマーディ(悟り)
ヤマ・ニヤマを根底に置いてアーサナ・プラーナヤーマを練習すると、プラティヤハーラ・ダーラナがし易くなります。そうすると、ディヤーナ・サマーディが向こうからやって来るとされています。
今週は、来たる春を健康に過ごせるようにと、スーリヤ・ナマスカラ(太陽礼拝)をしました。
スーリヤ・ナマスカラを必ず行うアシュタンガという流派では、ヤマ・ニヤマを特に重要視します。ヤマ・ニヤマが行えていない練習生は、どんなにアーサナができても先へ進めないのです。
そんな大切なヤマ・ニヤマについて、今日はお話ししました。
〈ヤマ5つ〉
非暴力:
無理をすることも自分に対する暴力の一つですし、また、こういった考えもあります→マイラ・リューイン先生曰く「今自分の体をメンテナンスしておかないことは、将来の自分に対する暴力だ」。なるほどですよね〜
正直:
よくあるのは、アーサナのクラスで見せかけだけのポーズを取ることです。「このぐらいで良いだろう」「こういう風にしておけばやっているように見えるだろう」と手を抜くことも、嘘を吐いていることになります。
不盗:
遅刻することは他人の時間を盗んでいます。大きな音を立てたり喋りかけることも、他人の勉強する機会を盗んでいると言えます。
また、物を粗末に扱い傷つけることも、その物の持つ本来の機能を盗んだと言えます。
禁欲:
エネルギーを無駄に浪費しないこと。
不所有:
「これがないとダメ」というように何かに縛られないと。執着しないこと。
〈ニヤマ5つ〉
清浄:
体をメンテナンスしておくこと。
知足:
与えられたもので満足すること。
自制:
自分で自分をコントロールすること。
学習:
自分とは?宇宙とは?を学ぶ。
宇宙の法に委ねる:
太陽が東から登ることや地球が銀河系に属することを例え不満に感じても誰にも変えることができないように、この世には定められた"法"が存在します。その法に身を委ねて、一瞬一瞬を懸命に生きるしかないのです。
ここに挙げたのは解釈のほんの一例です。
本当に突き詰めるならば日常生活がままならなくなるでしょう。例えば、不所有を掲げるサードゥは全裸で過ごしますが、日本で全裸で生活することは不可能です。ただ、聖典には「できる範囲で」と書いてあります。完璧でなくても良いのです✌️
ご自分なりにこれらの戒律について考えてみて、どれか一つでもトライしてみてはいかがでしょうか?まずはマットの上から。そして徐々に日常生活にも活かしていきましょう。
ヨガの八支則
①ヤマ(日常生活でやらない方が良いこと)
②ニヤマ(日常生活でやった方が良いこと)
③アーサナ(座法/ポーズ)
④プラーナヤーマ(呼吸法)
⑤プラティヤハーラ(感覚の制御)
⑥ダーラナ(一点集中)
⑦ディヤーナ(集中の対象と同化)
⑧サマーディ(悟り)
ヤマ・ニヤマを根底に置いてアーサナ・プラーナヤーマを練習すると、プラティヤハーラ・ダーラナがし易くなります。そうすると、ディヤーナ・サマーディが向こうからやって来るとされています。
今週は、来たる春を健康に過ごせるようにと、スーリヤ・ナマスカラ(太陽礼拝)をしました。
スーリヤ・ナマスカラを必ず行うアシュタンガという流派では、ヤマ・ニヤマを特に重要視します。ヤマ・ニヤマが行えていない練習生は、どんなにアーサナができても先へ進めないのです。
そんな大切なヤマ・ニヤマについて、今日はお話ししました。
〈ヤマ5つ〉
非暴力:
無理をすることも自分に対する暴力の一つですし、また、こういった考えもあります→マイラ・リューイン先生曰く「今自分の体をメンテナンスしておかないことは、将来の自分に対する暴力だ」。なるほどですよね〜
正直:
よくあるのは、アーサナのクラスで見せかけだけのポーズを取ることです。「このぐらいで良いだろう」「こういう風にしておけばやっているように見えるだろう」と手を抜くことも、嘘を吐いていることになります。
不盗:
遅刻することは他人の時間を盗んでいます。大きな音を立てたり喋りかけることも、他人の勉強する機会を盗んでいると言えます。
また、物を粗末に扱い傷つけることも、その物の持つ本来の機能を盗んだと言えます。
禁欲:
エネルギーを無駄に浪費しないこと。
不所有:
「これがないとダメ」というように何かに縛られないと。執着しないこと。
〈ニヤマ5つ〉
清浄:
体をメンテナンスしておくこと。
知足:
与えられたもので満足すること。
自制:
自分で自分をコントロールすること。
学習:
自分とは?宇宙とは?を学ぶ。
宇宙の法に委ねる:
太陽が東から登ることや地球が銀河系に属することを例え不満に感じても誰にも変えることができないように、この世には定められた"法"が存在します。その法に身を委ねて、一瞬一瞬を懸命に生きるしかないのです。
ここに挙げたのは解釈のほんの一例です。
本当に突き詰めるならば日常生活がままならなくなるでしょう。例えば、不所有を掲げるサードゥは全裸で過ごしますが、日本で全裸で生活することは不可能です。ただ、聖典には「できる範囲で」と書いてあります。完璧でなくても良いのです✌️
ご自分なりにこれらの戒律について考えてみて、どれか一つでもトライしてみてはいかがでしょうか?まずはマットの上から。そして徐々に日常生活にも活かしていきましょう。