映画『まる』♪

辛くなる映画は極力大きなスクリーンでは観ないようにしているのですが、時間が余ってしまったので観てきました。

長かった（117分）…でもこの"淡々さ"を魅せるにはこれくらい必要だったのかも？

何気なく描いた◯が世界的に評価され、自分の知らないところで有名になっていく画家の沢田。『世にも奇妙な物語』のようなサスペンス風？人間ドラマでした。
登場人物全員が必死に今日を生きていて、見ていて辛くなりました…。横山とかさぁ、あなたは"２割の蟻"じゃないよと言ってあげたかった。働いて自分の食いぶちは自分で賄ってるんだもん、それだけで十分立派！それに、"２割の蟻"にだって本当は何か役割があるのかもしれないし。あと、モーも、前向きに考えないとやっていられない国でごめんねって謝りたい。真面目な移民もたくさん居るよね。
でも、最後は少し救われたかな。他人の評価は、良いも悪いもその人の主観でしかない。「本当の私」は他人からの評価によって変わるものではない。福徳円満円満具足、福も徳も欠けることなく全て予め用意されている、それを受け取るかどうかは自分次第。yogaにも通じるのでは…。


そして、『将軍』の１.２話が映画館で放映されることを知りました。
ぜひ観てみたい！