公団 北青山三丁目住宅～市街地住宅～

今回の団地シリーズは、【団地】のイメージが少し変わる【市街地住宅】についてです。

現在のUR…以前の住宅公団は、テラスハウスや中層フラット棟がいくつもズラズラ…っと続く、まさにイメージ通りの【団地】に加え、「市街地住宅」という建物も建てました。

低層階には店舗をいれているもの、低層階から住宅のみのもの…色々ありますが、おおよそ「群れていない」「高層」などの共通点があります。

都内には、今で言うハイソな地域に、昭和30年代築の市街地住宅がかなりあったのですが、今は民間への譲渡や、取り壊されたり、数もかなり減りました…。

昔は港区芝に本芝市街地住宅、新宿区富久町には市ヶ谷富久町市街地住宅なんかがありました。



正面からの写真が取れなかったので、北側からの写真です。

これは公団北青山三丁目市街地住宅です。

ビル名は「青山第一ビル」。

建てられた当時の名称は、公団青山北町五丁目市街地住宅でした。

表参道駅のすぐそこにある市街地住宅で、昭和38年6月築、広さは1Kから2DK（13～45平米）と、公団団地サイズの間取りです。

なんと現在も現役でURライト（定期借家）で借りることが可能です。

家賃は3万3千円から107900円!!

私は新人時代、港区内の病院勤務だったので、南青山七丁目にマンションを借りていました。
マンションとは名ばかりで、昭和40年代築の民間のボロボロの建物でしたが、26平米で14万円!!
駅までは徒歩25分…
それと比べたら…価格の安さにビックリします！
さすが、公団!!(*´ω｀*)



ちなみに裏は…



都営青山北町団地です…。

以上、公団北青山三丁目市街地住宅でした！