よこちんワールド

テキトー日記です。

長州ファイブ

2007年02月23日 | Weblog
昨日は、映画「長州ファイブ」観に行ってきました~~~。




これは、幕末~明治維新にかけての、長州(今の山口県)が輩出した立派な青年・5人のオハナシ。最初は、この5人が一体誰のことか分からなかったけど、物語が進んでいくにしたがってだんだん分かってきます。

私は、最後でやっと分かったけど(笑)


伊藤博文だったり、井上馨だったり、そのほか、造幣に関わった人、鉄道に関わった人、東大工学部作った人(?)なんです。


幕末の動乱期に、異国の地・イギリスまで、船の荷物に紛れて渡航して留学し、5年間勉強したのです。あらゆる技術を自分のものにするために・・・。
もし、当時の幕府にばれていたら、殺されてしまうような状況だったのです。

まだまだ、年若の男子が、「異国を廃す」などといっている最中、その異国に渡ろうとするなんて。。。
しかも、当時だと、船でイギリスまで行くのはきっと何十日もかかったことだろうし。
そして相手にするのはみな外国人・・・・つまり日本語は全く通じない。。
今のように少しでも英語を知っている時代とはわけが違う。


でも、この5人、志がとっても高かったのです。
みな、「自分が日本を変えてみせる!!!」と、心に誓い、仲間と誓い、一生懸命に勉強に励むのです。母国日本を思いながら・・・。




そんな、5人の青年に心打たれました




人が死んだり、悲しい場面はほとんど無く、映画やドラマでのいわゆる「お涙ちょうだい」的なシーンはほとんど無かったのですが、私は要所要所で、ぐっと来る場面があり、泣いてしまいました

5人のあまりにも真摯な姿に感動しました。


今の、便利な文明の利器があるのは、それが日本にあるのは、彼ら5人のおかげだといっても決して過言ではないんです。おおげさじゃなくて、ほんとに。



映画を見終わった後は、気持ちのいい感動と、心の高揚がありました。
と、同時に自分が恥ずかしくなりました。

私も、現状に甘んじず、もっと、なにかできることがあるんじゃないか??と。


もっともっと、「自分よ、頑張れ!!」と思わせてくれる、奮い立たせてくれる、すご~~~くいい映画でした。



皆さんも、興味あったら観てみて下さい。
ただし、これはきっと、好き嫌いがあると思います。

私は、歴史が大好きだし、幕末動乱期も好きだし、こういうサクセスストーリーも大好きなので、私にとってはとってもいい映画でしたが、興味無い人にはもしかしたら、つまらなく感じることもあるかもしれません。。





長州ファイブには程遠いですが、「平成の土佐ファイブ」のうちの1人になれるように、頑張ろうっと