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北の非核化、中国参加で実現か、その先には戦国時代が?

2018年06月21日 | 日記

シンガポールサミットを終え、金正恩、中国で大歓迎をうける。
非核化を確認したという。ここ

中国が関与すると、しかも経済援助もあり得るようである。
非核化するのじゃないだろうか。
北朝鮮は中国の事実上の支配下になる。
金にとって最大の関心事は、現在の体制の維持である。自分の安全である。
中国は一つのモデルではないか?

とすると、西側からみた新しい問題点は、韓国と北朝鮮との関係がどうなるか。
北が中国の体制下に食い込まれると、両国の緊張関係は継続するのでは。
韓国にとっては脅威が増すことになる。米国の傘は期待できないことになるかもしれない。

 

第二次大戦後の世界秩序は自由世界が支配するものだった。
アメリカも西側自由世界の盟主=世界の盟主を意味した。
しかし、現在は中国を筆頭に中東のサウジなど、自由民主主義とは異なった制度のもとで
経済成長があり得ることがわかった。
また、西側諸国にも貧困はある。むしろ貧富の差は拡大するばかりである。
西側絶対優位ではない。

トランプは、そのような新しい時代をみすえ、単なる自由社会の盟主というより
中国を含んだ新世界の盟主を目指しているのではないだろうか。
つまり価値観が多様になってきた、政治的コレクトネスというのは理屈のみで
いうことは簡単だが、その矛盾が、極限に達している。
不法移民問題がその例である。

現実の世界は多様に満ちている。そういう中でグローバル化が進んだ。
多様な国々を、西側のモラルや基準だけで割り切ることが出来るはずがない。

おりしも、アメリカが国連の人権理事会を離脱した。

まずは、自国のことは自力で護る、競争の時代が知らない間に、既に始まって
いるのではないだろうか?