漫トラ日記

現実生活空間&脳内妄想空間を日々マンガに浸食される主婦の怠惰な日常

『ROOKIES』

2008年09月19日 22時17分19秒 | マンガ
岡田、関川、池辺、藤田、古沢、平塚。。。これらの名前を見てピン!と来た方
あなたは相当な○ラ○チです

じゃ、川藤、新庄、掛布、若菜、桧山、村山、島野、と聞けば...
そう!
我が愛する阪神タイガース~!

。。。。な~んちゃって

ドラマ好きの方にはすぐ分かったと思うけど
これらの名前は、TBS系で放映されたドラマ『ROOKIES』の登場人物たちであります!


でもここで、今回はドラマ『ROOKIES』(終わっちゃったけど)の記事のアップかと思ったあなた

チッ!チッ!チッ!

あま~い!

何しろ、私、自他共に認めるオタク!

当然、こっち!
  森田まさのり『ROOKIES』(文庫版)

あんまりドラマからマンガに入るって事はないんだけど、今回は珍しくドラマが先
キャラの名前に惹かれてドラマを見て、気に入って原作マンガを購入しました
もっとも、BOなんで揃えるのに時間が掛かってしまい、出遅れ記事になってしまいましたが。。。

で、やっぱり原作のマンガの方が面白い!
何しろ、熱い!(ま、ジャンプですから

ドラマの方も原作そのままに熱くて、
ストーリーもキャラも原作の雰囲気をとても忠実に再現していて
その点、マンガファンとしてはその誠意あるドラマ作りに敬意を表するのだけど

でもね~

マンガの熱さを人間が演技するドラマにそのまま持っていくと
わざとらしいと言うか。。。あまりにも臭くて、見てて気恥ずかしいってのがある
オーバーなアクション、感情表現はやっぱりマンガの真骨頂ですわ!

絵は暑苦しくて、少女マンガファンにはとっつきにくい絵柄だけど
それがまたこの熱血マンガに合ってるのです
それにしても、この暑苦しいキャラの絵!
彼等はとても高校生に見えません~

丁度、マンガとドラマのキャラを比べたサイトがあったんで↓のリンクを除いてみて
            ↓
ドラマROOKIESルーキーズ 原作キャラと比較

この原作に忠実なキャスティング!
笑った、笑った
特に、関川と今岡!
クリソツだよ~

ドラマの方もタバコ吸うシーンとかあるんで
しっかり大人の俳優を使えて、そこがまた上手くはまったんでしょうね

ただ、惜しむらくは安仁屋
原作では一番カッコ良い役なのに、ドラマではちょっと新庄に負けてる
そこがちょっと残念だったわ~


あ!そうそう
作品紹介がまだでした

暴力事件で活動停止になって以来、不良のたまり場と化したニ子玉川学園高校野球部。
主人公、新任教師川藤幸一はそのお荷物野球部の顧問を任ぜられ、
持ち前の熱血で彼等を甲子園まで引っ張って行くまでの物語。


川藤の口癖は『夢を諦めるな!』『どんな夢でも、人の夢を笑うな!』
現実ではとても気恥ずかしくて言えない言葉だけど、
川藤みたいに大真面目に何回も言われると感動してくるから不思議!
この熱い正論がこのマンガの魅力、ひいてはジャンプマンガの魅力なのです

ドラマ『ROOKIES』で川藤役をやった佐藤隆太氏は少年の頃このマンガの大ファンで
ドラマ化されたら絶対やりたい役だったそうです
どおりで演技が半端なく熱かった!
はまり役でしたね~

尚、言うまでもなく二子玉側のキャラの名前は阪神の選手名から
敵方は巨人の名前から取ってます
当然、森田先生は阪神タイガースの大ファン!(←これだけで、もうラブ!

聞く所によると、
連載中に日テレからドラマ化のオファーがあったらしいんだけど
その条件がキャラの名前を巨人の名前に変えることだったんで
お断りしたとか。。。
阪神ファンなら当然!の話だけど、その気骨に拍手~




それにしても、我が愛するタイガース。ここへ来てちょっと、いや大分心配です~
お願いだから踏ん張って~~!!

安野モヨコ『花とミツバチ』

2008年09月19日 17時45分12秒 | マンガ
 『花とミツバチ』全7巻(ヤンマガKC)

町で見かけたものすご~く可愛い女の子に一目惚れした高校生小松
しかし、彼はダサくて地味で告白どころか彼女の目にも入れてもらえない。。。
そこで、小松は一念発起!
メンズエステに通ってカッコ良い男を目指すことにするが
そこの美人姉妹エステシャンに弄ばれ、クラスの女の子にもバカにされ
女たちに翻弄されるる女難の日々が続く。。。

一生懸命、それはもう必死でカッコ良くモテル男になりたくてジタバタする小松
しかし、自分に自信がないからマニュアルに振り回されて逆効果

まぁ、そんな小松も自分は自分と開き直ってみたら
あらあら、不思議!?
意外と女の子たちが寄って来たりするんだけど
それはそれで、また地獄だったりする。。。

そんな女たちに振り回されるモテナイ君を描いたドタバタコメディです



昔の常識だと、「花」は女で「ミツバチ」が男
女は男が来てくれるのをジッと待っていたものです。。。

しか~し!

モヨコワールドでは逆!

女王蜂さま(美女)に振り向いてもらうべく、花(男)は自分を磨くのです
時代は変わったのだ!

安野マンガはこういうキラキラ、生き生きしている女性キャラが魅力的だし
ドロドロになりがちな男女の愛憎をコミカルに描いてて
とっても面白いんだけど
ただ!
いっつもラストが。。。ハッピーエンドマニアとしては今一物足りない

今回もせっかくクラスの可愛い子と両思いになったと思ったのに
別れちゃって。。。
でも、番外編が今後に含みのありそうな雰囲気で終わったので
安野作品としてはまだハッピーな終わり方ではないでしょうか。。。