漫トラ日記

現実生活空間&脳内妄想空間を日々マンガに浸食される主婦の怠惰な日常

読書メーターまとめ(2014年5月19日~5月25日)

2014年05月26日 07時37分05秒 | 読書メーターまとめ
2014年5月19日 - 2014年5月25日の読書メーター
読んだ本の数:4冊
読んだページ数:1232ページ

幕末志士の死亡診断書幕末志士の死亡診断書
☆☆☆ 時代が近いので、診断書に信憑性がある。が、その分意外性が少なくて、戦国編に比べて面白さは劣る。個人的に戦国時代の方が好きなので、そう思うのかも。竜馬のADHD診断は面白い。西郷さんの陰嚢肥大は『仁』でも描かれていた。以来、上野の西郷さんを見るたびにそれを思い出してしまうのが何とも(笑)
読了日:05月24日 著者:幕末☆保健委員会

天女湯おれん (講談社文庫)天女湯おれん (講談社文庫)
☆☆☆ 最近、時代劇ばっかり読んでる。銭湯の女主人おれんにはある秘密が・・・って、平たく言えば出会い系兼ラブホだよなぁ(笑)。だから、艶っぽいシーンも結構あるけど、陰湿な感じがないのであっけらかんと読める。ある殺人事件をめぐってのミステリーだけど、謎解きよりも湯屋に出入りする人々の人間模様が面白い。諸田版『浮世風呂』。作家もそこを意識してるのだろう。会話に江戸感満載。おれんと浪人者との恋の行方が気になったが、そこは意外とあっけなかった。他にも決着してない人間関系もあるのに、と思ったら続きがあったのね。
読了日:05月24日 著者:諸田 玲子

鬼平犯科帳〈1〉 (文春文庫)鬼平犯科帳〈1〉 (文春文庫)
☆☆☆☆ 原作は初読み。『剣客商売』に比べて、文体がちょっと脚本ぽいかな。その分情景描写がはっきりしてて、脳内で幸四郎や吉右衛門が動き回る。ドラマを見てる気分。さらっと読めるのに読み応えがあるところがさすが。ただ、江戸には盗人と詐欺師しかいないのかと思うくらい盗賊団の話ばっかり(笑)。二つ名の悪役がいっぱい出てくるので、区別が大変。続きを借りる時のためにメモっておかないと忘れそう。「老盗の夢」が切ない。これには平蔵はほとんど登場しないので、もしかしたら、元は別の話をシリーズにくっつけたのかも。
読了日:05月23日 著者:池波 正太郎

裁きの鐘は(下): クリフトン年代記 第3部 (新潮文庫)裁きの鐘は(下): クリフトン年代記 第3部 (新潮文庫)
☆☆☆☆ 第3部でラスボスと対決して大団円と思ったが、物語はセバスティアンの時代へ・・・後書きによると全7巻になるとか。だから年代記なのね。ともかく、心ならずも国際的トラブルに巻き込まれたセブは知らずに命を狙われる羽目に!そしてまたまた、ものすご~~~く気になるところで“to be continued”。勘弁してくれ!!もっとも、主人公が死ぬはずないので、その点だけはあんまりやきもきしてないが。早く4部が出ないかな。
読了日:05月23日 著者:ジェフリー アーチャー

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