漫トラ日記

現実生活空間&脳内妄想空間を日々マンガに浸食される主婦の怠惰な日常

読書メーターまとめ(2014年6月2日~6月8日)

2014年06月09日 16時16分22秒 | 読書メーターまとめ

2014年6月2日 - 2014年6月8日の読書メーター

読んだ本の数:5冊

読んだページ数:1551ページ

彩雲国物語  一、はじまりの風は紅く (角川文庫)彩雲国物語 一、はじまりの風は紅く (角川文庫)☆☆☆ ビーンズ文庫を加筆・修正したと聞いたが、さてどこがどう違うのか???挿絵がない分ページは幾分少な目なのに、話のまとまりが良いような気がするのは、ビーンズ版がウロだからかも。何はともあれ、やっぱり「彩雲国」は面白い!
読了日:06月08日 著者:雪乃 紗衣

海賊とよばれた男 上海賊とよばれた男 上☆☆☆☆ 読み始めてすぐ引き込まれた。簡潔で分かりやすい文章、読者を乗せていく巧みな構成力。さすが放送作家です。そのままドラマの台本として使えそうで、そのうち映像化もされるんじゃないだろうか。何より国岡鐡造のキャラがすばらしい。人を見る目とリーダーシップと包容力と決断力に優れた、一本筋の通った男。惚れます!(もっとも、ちょっと美化しすぎ?とは思うけど)。鐡造が企業と官僚の癒着構造や出る杭は打たれる的な日本の社会体質に苦労するシーンで、百田さんの批判精神に共感。下巻は日章丸事件がメインでしょう。楽しみ♪
読了日:06月07日 著者:百田 尚樹

鬼平犯科帳〈6〉 (文春文庫)鬼平犯科帳〈6〉 (文春文庫)☆☆☆☆ おまさ、せっかく幸せになりそうだったのに・・・(;_;)。作品のカラーなんだけど、幸薄い女性が多すぎる。「大川の隠居」が好き。3巻の「盗法秘伝」と同じテイストで思わずニヤッとしてしまう。今まで名前でしか出てこなかった伊三次のキャラが「猫じゃらしの女」で見えた。こういう脇キャラにスポットを当てた作品は楽しい。同心たちのキャラ紹介もあると良いのに。
読了日:06月05日 著者:池波 正太郎

鬼平犯科帳〈5〉 (文春文庫)鬼平犯科帳〈5〉 (文春文庫)☆☆☆☆ 作中で善人があまり死ななくなった。が、悪人には相変わらず鬼の平蔵。特に甚五郎の最期は壮絶だった。仏と鬼のメリハリが魅力の一つ。「五鉄」のしゃも鍋が旨そう~。モデルは人形町玉ひでとか。なら旨いはず。冬だったら、夕飯メニューはせめても自前の鳥すきだった。
読了日:06月04日 著者:池波 正太郎

運命のひと姫は、三十一 (6) (角川文庫)運命のひと姫は、三十一 (6) (角川文庫)☆☆☆ 長屋の8世帯が一夜にして入れ替わるという謎解きを依頼された静湖姫。裏には大きな悪事が潜んでいて、以外な人物が浮かび上がってきた・・・。姫のモテ期終了。周りにいた男たちも他の女と結ばれたり、諸事情で去っていく。特に岡田の相手が意外!こういうのが三十路女には一番効くのよね~。それは寂しいわ静湖姫。今年のはじめに現れた運命の人って誰?繁蔵は前からの知り合いだからないと思うし・・・まさか、裏のありそうなあの男?
読了日:06月04日 著者:風野 真知雄

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