2014年6月9日 - 2014年6月15日の読書メーター
読んだ本の数:4冊
読んだページ数:1050ページ
おこぼれ姫と円卓の騎士 伯爵の切札 (ビーズログ文庫)☆☆☆ 逆ハーレム・シリーズ第8弾。人身売買組織に騎士無しで潜入したレティ。特殊な事情があるにせよ一国の皇太子がちょっと動きすぎでは?、とは思いつつ、最近では一番面白かった巻かも。やっぱり小説は主人公が活躍する話がいい。結果、まとめて二人の騎士&忠実な侍女までget。これで騎士は7人。ラストでの銃声王の意味深な一言を受けて、次巻ではレティがあらぬ方向へ突っ走るようで・・・これで、ちょっとは話が色っぽい方向へ行くのかな?読了日:06月12日 著者:石田リンネ
夢十夜 (まんがで読破)☆☆ この前小説で読んだので、好奇心で借りてみた。絵はまあまあだけど、イメージが合ってない。さらにコマ割りの平板さもあって、原作の持つ叙情性が全く再現されていなかった。なので、ストーリーは普通に再現しているのに全く感動がない(そんな力量があったらメジャー出版社がほっとくわけがないか)。物語のあらすじを知るには都合が良いが、名作をこんなにお手軽に読んだ気持ちになってよいのだろうか?という気持ちにさせられる。読了日:06月12日 著者:夏目漱石
鬼平犯科帳〈8〉 (文春文庫)☆☆☆ 『用心棒』お熊婆再登場。好きだなぁ、このキャラ。お人よし軍兵衛に癒される一編。『あきれた奴』同心小柳が主人公。やっと兎忠以外の同心に人間味が見えてきた。『明神の次郎吉』ラストの「人間とは妙なものよ…」のセリフが意味深。が、良いことをして見つかって遠島とは、次郎吉にとっては踏んだりけったりの結末だったのでは?と、勝手に突っ込んでしまった(笑)。『流星』最も鬼平らしい話。唯一、友五郎が哀れ。『白と黒』滑稽味のある話。タイトルから元某女芸人コンビを連想。『あきらめきれずに』岸井が幸せになると良いのだが。読了日:06月11日 著者:池波 正太郎
鬼平犯科帳〈7〉 (文春文庫)☆☆☆ 「雨乞い庄右衛門」で愛刀国貞を褒美として左馬にねだられてシーンが可笑しい。殺伐たる話の中での、こうした一服が何ともこたえられない。「泥鰌の和助始末」で河内守国助を振るっているのはそのせい?「隠居金七百両」仙右衛門といい、辰蔵といいい、平蔵も若いころはそうだったし、女好きはDNAだな。辰蔵は「泥鰌の和助」でちょっと心を入れ替えたけど、父の域にはまだまだ。この巻は平蔵一家の人間性が描かれて、そこが楽しかった。「寒月六間堀」お熊婆のキャラがいい。「盗賊婚礼」はあまりのタイミングの良さに突っ込みたい話。読了日:06月10日 著者:池波 正太郎
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読んだページ数:1050ページ
おこぼれ姫と円卓の騎士 伯爵の切札 (ビーズログ文庫)☆☆☆ 逆ハーレム・シリーズ第8弾。人身売買組織に騎士無しで潜入したレティ。特殊な事情があるにせよ一国の皇太子がちょっと動きすぎでは?、とは思いつつ、最近では一番面白かった巻かも。やっぱり小説は主人公が活躍する話がいい。結果、まとめて二人の騎士&忠実な侍女までget。これで騎士は7人。ラストでの銃声王の意味深な一言を受けて、次巻ではレティがあらぬ方向へ突っ走るようで・・・これで、ちょっとは話が色っぽい方向へ行くのかな?読了日:06月12日 著者:石田リンネ
夢十夜 (まんがで読破)☆☆ この前小説で読んだので、好奇心で借りてみた。絵はまあまあだけど、イメージが合ってない。さらにコマ割りの平板さもあって、原作の持つ叙情性が全く再現されていなかった。なので、ストーリーは普通に再現しているのに全く感動がない(そんな力量があったらメジャー出版社がほっとくわけがないか)。物語のあらすじを知るには都合が良いが、名作をこんなにお手軽に読んだ気持ちになってよいのだろうか?という気持ちにさせられる。読了日:06月12日 著者:夏目漱石
鬼平犯科帳〈8〉 (文春文庫)☆☆☆ 『用心棒』お熊婆再登場。好きだなぁ、このキャラ。お人よし軍兵衛に癒される一編。『あきれた奴』同心小柳が主人公。やっと兎忠以外の同心に人間味が見えてきた。『明神の次郎吉』ラストの「人間とは妙なものよ…」のセリフが意味深。が、良いことをして見つかって遠島とは、次郎吉にとっては踏んだりけったりの結末だったのでは?と、勝手に突っ込んでしまった(笑)。『流星』最も鬼平らしい話。唯一、友五郎が哀れ。『白と黒』滑稽味のある話。タイトルから元某女芸人コンビを連想。『あきらめきれずに』岸井が幸せになると良いのだが。読了日:06月11日 著者:池波 正太郎
鬼平犯科帳〈7〉 (文春文庫)☆☆☆ 「雨乞い庄右衛門」で愛刀国貞を褒美として左馬にねだられてシーンが可笑しい。殺伐たる話の中での、こうした一服が何ともこたえられない。「泥鰌の和助始末」で河内守国助を振るっているのはそのせい?「隠居金七百両」仙右衛門といい、辰蔵といいい、平蔵も若いころはそうだったし、女好きはDNAだな。辰蔵は「泥鰌の和助」でちょっと心を入れ替えたけど、父の域にはまだまだ。この巻は平蔵一家の人間性が描かれて、そこが楽しかった。「寒月六間堀」お熊婆のキャラがいい。「盗賊婚礼」はあまりのタイミングの良さに突っ込みたい話。読了日:06月10日 著者:池波 正太郎
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