全然読めてない。ダメじゃん!!
★4月に読んだ本一覧はこちら→ 2015年4月の読書メーター読んだ本の数:4冊
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ナイス数:572ナイス
村上海賊の娘 上巻の感想
☆☆☆ ヒロイン景のキャラに引っ張られ第2章までは一気。脳内で天海祐希(の若いころ)に変換され、ドラマかアニメを見てる気分ですらすら読めた。が、第3章目の石山合戦になってからは司馬遼口調の薀蓄と戦況描写が延々続き退屈。醜女設定の景が西洋気風の入ってる堺だと絶世の美女になるとか、七五三兵衛が銛で5人抜きするとかの漫画チックな設定と、面倒くさい史実描写のギャップに戸惑う。史実とエンターテイメントの繋ぎがうまくいってない感じがした。とはいえ、全体的には面白かったので、続きが楽しみ。表紙のイラストが素敵だ。
読了日:4月27日 著者:和田竜
悪魔の見習い修道士―修道士カドフェルシリーズ〈8〉 (光文社文庫)の感想
☆☆+☆半分 最後の最後に動機と真犯人が判明。政治的な拝啓には全く思い至らなかった。犯人のキャラも、何の伏線もなく急に豹変。笑顔の影の冷酷さに誰も気づかなかったの?と、言いたくなる。犯人捜しを楽しむタイプのミステリーじゃないとはいえ、“そりゃないよ~”と、言いたくなる展開だった。それよりも、見習い修道士メリエットの精神的成長とその家族の物語がメイン。アイスーダがとても魅力的でいい味出してるけど、16歳でこの精神力と頭脳。メリエットは良い伴侶を得たけど、うまく転がされそう(笑)
読了日:4月11日 著者:エリス・ピーターズ
聖域の雀―修道士カドフェルシリーズ〈7〉 (光文社文庫)の感想
☆☆☆ 3組のカップルが出てくる。一組は貧しいけれど相思相愛。でも、危機が迫っている。一組は結婚によって、取引のように結び付けられたカップル。当時としては当たり前の関係。あと一組は最後まで出てこない。つまり隠さねばならない関係だということ。最初にオーリファーバー家の詳しい説明があったのに、最後の方までその伏線に気づず、動機も犯人も全く分からなかった。その哀しい動機が何ともやりきれない。ウォルターに怒りを覚える。彼とマージョリー夫婦の今後の関係が気になる。
読了日:4月9日 著者:エリスピーターズ
氷のなかの処女―修道士カドフェルシリーズ〈6〉 (光文社文庫)の感想
☆☆☆ 戦乱に巻き込まれ行方不明になった姉弟を捜索していたカドフェルは氷に閉じ込められた乙女の死体を発見する!!なかなか想像力を掻き立てる発端だけど、ミステリーというよりは歴史活劇の印象が勝る。個人的にはそっちの方が好みなので、シリーズ中で一番楽しく読めた。修道士カドフェルはアクションには参加できないので、代わりに息子が活躍。ラストの満ち足りたカドフェルのつぶやきで、読者も幸せな気持ちになる。クリスマスの奇跡は作者のサービスかな^^。
読了日:4月5日 著者:エリス・ピーターズ
読書メーター
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イベント【花金読書会(2015年5月1日)】 http:///event/event_show.php?id=2221
珈琲店で『村上海賊の娘』(下)を読書。
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