先月も少なかった。ドラマとゲームは読書の敵だ
2015年5月の読書メーター読んだ本の数:3冊
読んだページ数:1156ページ
ナイス数:373ナイス
追風に帆を上げよ(上): クリフトン年代記 第4部 (新潮文庫)の感想
☆☆☆ 前作ラストの続きは予想通り。ホッとしたけど、これでまた敵の憎悪が増したわけで、危機また危機のバリントン=クリフトン家です。そこに予想外の救世主が現れるのもいつも通り^_^;。都合が良すぎると思いつつ、つい続きが読みたくなる筆力。すっかりアーチャー節の中毒患者です。
が、上巻ラスト!あれはないわぁ。可哀想すぎます(T_T)。下巻では犯人に復讐を!!
ソニーの盛田氏がゲスト出演。Mr.ハードキャッスルの「前に進んで新たな秩序を認め、もはや過去を糾弾されるべきではない新日本人が存在することを受け入れて・・・」のセリフ。どこぞの国に聞かせたい!
読了日:5月26日 著者:ジェフリーアーチャー
あくまで悪魔! ~おまえにこの腕から逃れる術はない~ (コバルト文庫)の感想
☆☆+☆半分 冒頭部分が長閑すぎて☆半分減点。後半物語が動き出して面白くなった。
ナハトとディオナが人間界へ里帰りしいろいろ事情も分かたところで、さて、魔界に帰ってどうする?!最終巻が楽しみ。
魔界は性悪説で動いてるのでルールに厳格で、天界は性善説に基づいているので逆にルーズになったとか。思わず頷いてしまった。ギャグ設定の中にちょっと考えさせるところが良い。
「ドジっ子萌えとギャップ萌え」を「粗忽偏愛と懸隔騒擾の業」って(笑)・・・相変わらず、言葉遊びがお上手。今回のツボだった。
読了日:5月9日 著者:我鳥彩子
村上海賊の娘 下巻の感想
☆☆+☆半分 上巻終わりから景のキャラが変わって熱が冷めた。瀬戸内で見境なく刀を振り回していた女が、一人の死を嘆き喚き散らす狂態、その激変ぶり!そこからは、正義感と感情で見境なく突っ走るラノベのあほキャラそのもので、10代の頃ならともかく、この年になるとどうしても感情移入できない。
下巻は、海戦の場面になってやっと面白く読めた。海戦シーンの手に汗握る筆力は素晴らしい。が、そこに景や七五三兵衛らのデフォルメされすぎた人物像が入ると途端にアニメっぽくなるので、全体の印象が安っぽいのが残念。
結局、景が村上家や毛利家を戦に引きずり込んだ形になった。勝ち負けは時の運だけど、戦の理由が一人の娘の同情と正義感じゃ不味いような気がするけどなぁ・・・。
さらに、上巻の感想でも書いたがラノベ並みの底の浅い人物造形と司馬遼調の解説との違和感で興が削がれることしばしば。テンポが悪くて読むのに時間がかかった。
読了日:5月2日 著者:和田竜
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