読書メーターまとめ（2013年3月25日～3月31日）

2013年3月25日 - 2013年3月31日の読書メーター
読んだ本の数：3冊
読んだページ数：843ページ

中野京子と読み解く 名画の謎 旧約・新約聖書篇
☆☆＆☆半分　相変わらずの中野節で楽しく読めた。聖書の物語を時系列に並べて、宗教オンチの日本人にも分かりやすく解説してくれている。アブラハムやマタイ、ヨハネ等のなじみの薄い名前も一応理解できるようになったかな、と。とはいえ、一神教苦手の日本人としては、前作の「ギリシャ編」の方がシンパシーを感じるので、面白さの点では☆半分減点。が、そんな俗な見方を吹き飛ばすような名画のオンパレード。質・量ともにハンパない。信仰と教会の力を見た思い。
読了日：03月31日 著者：中野 京子

名画 絶世の美女
☆☆　美女の絵ばかり集めた画集？解説書？美人ばかりで見てるだけで楽しいのだけど、画集というには版が小さすぎる。解説書と言うには文章が少なすぎる。中途半端。良い絵ばかりなのだから、お値段がもう少し高くても大きなサイズで見たかった（借り物だけど）。フランク・ディクシーの「ミランダ」はほんとに美人さん。そしてルードヴィッヒⅠ世のコレクション、これだけ美女が並んでると壮観。それだけにモデルは誰なのか？気になるところ。何も書いてないのが不満。
読了日：03月25日 著者：平松 洋

優しい午後にくちづけて (ライムブックス)
☆☆☆　ハサウェイ・シリーズのラスト。巻を重ねるごとに面白くなって、これが一番良かったかも。帰ってきたフェランは一人で悩みすぎだったと思うけど、つまらない恋敵はさっさと退場してくれてドロドロ劇はなかったし、間抜けな悪役も出てこない。そして、ベアトリクスはどこまでもベアトリクスで賢くて明るくて優しい。全体的に気持ちよく読めた作品。
読了日：03月25日 著者：リサ・クレイパス

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