漫トラ日記

現実生活空間&脳内妄想空間を日々マンガに浸食される主婦の怠惰な日常

読書メーターまとめ(2014年5月26日~6月1日)

2014年06月02日 13時10分20秒 | 読書メーターまとめ

2014年5月26日 - 2014年6月1日の読書メーター
読んだ本の数:5冊
読んだページ数:1526ページ

鬼平犯科帳〈4〉 (文春文庫)鬼平犯科帳〈4〉 (文春文庫)
☆☆☆ 再登場の人物が多いので、ウロ防止のためにエクセルでキャラリストを作りながら読破中。おかげで岩五郎再登場に気付く。いつ江戸に戻ってきたことに?3巻からキャラに人間味が出てきたので、話の雰囲気が丸くなった。そのせいか、どれも読後感は悪くない。「あばたの新助」は悲劇的だが、平蔵の処置で人情話に。「五年目の客」のお吉や「おみね徳次郎」のおみねも、よく見逃してもらえたと。ただ、「夜鷹殺し」は切り裂きジャックを思わせる猟奇殺人なのに、意外とあっけなく解決してしまったのが物足りない。短編では致し方ないか・・・。
読了日:06月01日 著者:池波 正太郎


鬼平犯科帳〈3〉 (文春文庫)鬼平犯科帳〈3〉 (文春文庫)
☆☆☆☆ お役を解かれ、京へ墓参りの旅に出た平蔵。のんびり旅のはずが、行く先々で賊と出会って・・・と、相変わらず事件を呼び寄せる?。が、血なまぐささがなくて、旅と同じでのんびりした印象(奈良以外は)の巻。このシリーズの癒しキャラである忠吾が同行しているので、全体をゆるい感じにしている。「盗法秘伝」は笑える。水戸黄門みたい。直接絡まない白子の菊右衛門が良い。女を殺す悪党なんだけど、案外筋の通ったところがあるので憎めない。「駿州・宇津井峠」の左馬と平蔵の友情が厚い。「むかしの男」き然とした久栄がカッコいい
読了日:05月30日 著者:池波 正太郎


鬼平犯科帳〈2〉 (文春文庫)鬼平犯科帳〈2〉 (文春文庫)
☆☆☆ 女色に溺れる同心、昔の稼業が忘れられない女、昔の仲間に殺される密偵、金に目がくらんだ普通の女、と人間の業の深さを感じさせる話ばかり。悪逆非道の報いを受ける、それだけではないところが話に深みを持たせる。葵小僧が史実だと始めて知った。調べると、火盗改メの任期はほとんど1~2年なのに、平蔵だけは足掛け8年にも及ぶ任期。それだけ優秀だったのだろうが、あんまり人気のある役職ではなかったのではないか。最初は凶悪犯の話ばっかりだと思ったが、火盗改メの話なのだからそれも当然。今回初めて強盗以外の犯罪が出てきた。
読了日:05月28日 著者:池波 正太郎


眠れない悪魔と鳥籠の歌姫 悪魔に歌う子守唄 (一迅社文庫アイリス)眠れない悪魔と鳥籠の歌姫 悪魔に歌う子守唄 (一迅社文庫アイリス)
☆☆☆ 前作で悪魔憑きがどうなったのかと気になっていたので、ちゃんと完結してよかった。ツンデレ・アルドと無自覚なニーナの仲が、お邪魔虫登場でやっと進展するところがミソでしょうか。シャハルに悪魔にとニーナはモテモテで大活躍でした。それに比べてアルドは焼きもちを焼いているとき意外はほとんど寝ていたような・・・もっとも、最後で良いところを見せてくれましたが。ラストも監禁愛?で〆。今後もアルドはニーナを束縛しまくりそうだなぁ・・・あぁ面倒臭そう。表紙が美麗。イラストレーターの腕が良いと、物語が3割アップします。
読了日:05月27日 著者:瑞山 いつき


将軍の宴 公家武者 松平信平9 (二見時代小説文庫)将軍の宴 公家武者 松平信平9 (二見時代小説文庫)
☆☆☆ 松姫と結ばれてから普通の時代劇になった。ドキドキ感が薄れたのがちょっと寂しい。4編中『天下の茶碗』が一番好み。“煩悩は生きるために必要なこと”信平様良い事言うじゃないか。そう思うと中屋も川福も可愛いもの。が、煩悩に振り回されてる今山氏は?そのうちまた出てきて、信平にギャフンと言わされると面白い。第4話『将軍の宴』できな臭いラストに。次の舞台は京都か?
読了日:05月26日 著者:佐々木 裕一

読書メーター


5月に読んだ本

2014年06月02日 04時12分10秒 | 読書メーターまとめ

2014年5月の読書メーター

読んだ本の数:12冊

読んだページ数:3786ページ

ナイス数:290ナイス

★5月に読んだ本一覧はこちら→ bit.ly/ogf4NI 

あららら・・・先月はマンガを1冊も読んでいない。こんなことは始めてかも。死ぬんじゃないだろか? (笑) →book.akahoshitakuya.com/post/13/106550… #bookmeter