今日は久々にサントリーホールへいきました。
コバケンの愛称で親しまれている、小林研一郎さんの指揮、日本フィルハーモニー交響楽団ですべてベートーヴェンのプログラム。エグモント序曲、ピアノ協奏曲第5番《皇帝》そしてシンフォニーの第7番でした。ピアノは後藤泉さん。
コバケンはすごかった。何度か演奏会でもみたことありましたが、ベートーヴェンの音楽の根底の精神的な部分を聴衆にこれでもかと伝える演奏にひさびさに、没頭しました。
とくにシンフォニー7番は圧巻。のだめで散々使われていた曲なので今やすっかり日本人に耳なじみの曲となりましたが、油断すると軽い演奏にもなりかねます。全楽章を通して苦悩から歓喜へというベートーヴェンのテーマでもあるのでしょうが、そういうことを前面に出したコバケンの音楽作りは聴衆を没頭させ、一体化させます。終楽章アンコールで聞きたいと思っていたら、やはりやりましたので思わずブラボーでした
ベートーヴェンの聴力に関してはいまだに様々な説や、本が出されています。、ある音域の音は聞こえていたとか、人の声は判断できないが、ピアノの音は振動によって聞こえたなど、色々言われております。でもやはり大事なのは耳が聞こえていたかいないかでなく、残した楽譜、音楽からベートーヴェンの真意を見出すことが音楽家にとっては大事なのでしょう。だから絶対腰掛じゃ演奏できない。戦わないといけない。そして初めて音が意味を持ってくる。そういう作曲家の頂点にいる人だと私は個人的に思っています。
いつもありがとうございます
コバケンの愛称で親しまれている、小林研一郎さんの指揮、日本フィルハーモニー交響楽団ですべてベートーヴェンのプログラム。エグモント序曲、ピアノ協奏曲第5番《皇帝》そしてシンフォニーの第7番でした。ピアノは後藤泉さん。
コバケンはすごかった。何度か演奏会でもみたことありましたが、ベートーヴェンの音楽の根底の精神的な部分を聴衆にこれでもかと伝える演奏にひさびさに、没頭しました。
とくにシンフォニー7番は圧巻。のだめで散々使われていた曲なので今やすっかり日本人に耳なじみの曲となりましたが、油断すると軽い演奏にもなりかねます。全楽章を通して苦悩から歓喜へというベートーヴェンのテーマでもあるのでしょうが、そういうことを前面に出したコバケンの音楽作りは聴衆を没頭させ、一体化させます。終楽章アンコールで聞きたいと思っていたら、やはりやりましたので思わずブラボーでした
ベートーヴェンの聴力に関してはいまだに様々な説や、本が出されています。、ある音域の音は聞こえていたとか、人の声は判断できないが、ピアノの音は振動によって聞こえたなど、色々言われております。でもやはり大事なのは耳が聞こえていたかいないかでなく、残した楽譜、音楽からベートーヴェンの真意を見出すことが音楽家にとっては大事なのでしょう。だから絶対腰掛じゃ演奏できない。戦わないといけない。そして初めて音が意味を持ってくる。そういう作曲家の頂点にいる人だと私は個人的に思っています。
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