生きの部

2007/2/2/金
昨日はパソコンで（雲模様）のピクセル移動しての、実在しない山湖を描いてあそぶ。パソコンなるオモチャ楽しいな～。




碁経衆妙（生きの部）
第四問　白先
せまいところですが一路の差でいろいろになります。


１図　正解
白１で完全な生き。このほかの場所では完全な生きにはなりません。



２図　１図の続き
白△の後は黒１ならば白２と受け、黒３ならば白４と応じることになるのです。ですから、この白地は４目と計算していればよい。



３図（劫残り）
この白１だと黒２が急所の攻めで、以下白３，５となり、黒からAとホウリ込まれると劫争いになってしまいます。無条件の生きを劫争いにされてはたまりません。



４図　（頓死）
白の急所の二の一であるこの１に打つのは、この場合は失敗です。黒２から４とハネられて、ひどい結果になります。白７でAでも黒８で一眼しかできません。

活きの部

2007/2/1/木今年の暖冬は雪が降らないだの積もらないだので各地で新記録を出している。昨日なんかはまるで４月の陽気、秋田県では桜が咲いた。

水曜初心者囲碁教室は６名で松岡さんの三々打ち込み講義は中々のもんで（成ほど納得）でした。

碁経衆妙（活きの部）
第三問　黒先
この黒石が生きを得るには二つ有り、なお、aに白石があればどうなるか。



１図　正解
この一手で左右に一眼を確保しますから、これが一番簡明。この後白Aなら黒Bまた白BならくろAです。



２図　（別法）
黒１のサガリでも生き。これに対して白Aとツケてきても、黒Bとホウリ込みますから、白C,黒D、のオシツブシで生きです。



３図　（比較）
問題図にこのように白△が加わっていれば、黒はAの生きのほうがよいので、Bでは大きな損が生じます。ただし、生きそのものには変わらない。



４図　（損有り）
黒△でどんな損が生じるかというのがこの図です。これだと白１、黒２、白３とアテる手段があり、黒ツげば白Aと急所にツケられ、黒Bで劫（コウ）になってしまいます。