★弁天喜楽会囲碁★

     

生きの部

2007-02-24 20:53:34 | 碁経衆妙(生の部)20~40
2007/2/25/(日)土曜囲碁参加者18名、成績4対1

詰め碁教室 はじまり、はじまり。
毎日一問の詰め碁解決が己の棋力をアップするかも。
碁経衆妙(生の部)
昨日は土曜囲碁でこの部門は休みましたので、今日は二問に挑戦しよう。
第25問 黒先
まず白をワタらさないこと。



1図(正解)
黒1が正解。この1でAだと、白Bでこと面倒になってしまいます。なお、ここで注意しなければならないことは、Cにダメが空いていること。



2図(続いて)
黒△に白1は当然。そこで黒2とツケるのが妙手。白3で4なら黒3、これはセキの生きとなります。図のように白3なら黒は4と打って白に二子を取らせます。そして3図



3図(続いて)
白△と二子を取る時に黒1と取り返します。白Aなら黒Bですし、また、白Cならば黒A、白△、黒D,白 C、黒Bのオシツブシの生きです。



4図(万年劫)
もし白△とダメがツマっていれば、ここは黒1から白2、黒3と打ち、白4黒5、白6、黒7となり、いわゆる万年劫(白が継げばセキ)となる。



第26問 白先
最初の一手がわかれば簡単。



1図(正解)
白1のハネが正しい手順。すべての石を生きるときは、手順を尽くしておかねばなりません。同じことだと思って手を抜いたために、思わぬハプニングになることがよくあります。


2図(続いて)
白△に黒1のツギは当然です。白はそこで2の一の急所に打って、これで完全な生きです。



3図(手抜かり)
どうせそうなるところだからと、単に白1と打ったらどうですか。
実戦ではこうした怠慢、思わぬマイナスを呼ぶもの。



4図(劫争い)
黒1に白2は必然、そこで黒3とハネ、白4の時に、黒5と意地悪く劫にする非常手段がある。黒が劫材自慢の時などはこの手はバカにはできない。