いわゆるラテカセという分野の製品だ。(ラジオ、テレビ、カセットレコーダー。1977年1-6月期製)
カセットの蓋を開けたら綿埃がひどく、内部の埃も想像されたので、早速ケースを外して掃除に取り掛かった。
雑居ビルのような構造。最上階はカセット、1階部分はラジオで構成。その間に白黒のブラウン管が収まっている。
横には大きなスピーカーが装着されていて、再生音は十分低音が出ている。
案の定、綿埃がたくさん溜まっていて、掃除機で大まかに取り除いた。
左側(スピーカの反対側)のTVチューナー基盤を外して、ブラウン管周辺の埃も取り払う。
ケースの溝や突起の根本にも埃が溜まっていたので水洗いし、細かい所は、割り箸、爪楊枝、ティッシュペーパーを駆使して取り除く。
ケース裏側のリブ溝が一部欠けている。前ユーザーが分解したときに無理をしたか?
この作業をしていた同じ日に捨てられる寸前に発見した、山口百恵の存在すら忘れていたカセットテープがあり、これを再生してみた。
テープが伸びているのか、カセットレコーダーの駆動部分の老朽化か、一定速度で歌が聞こえてこない。
そうこうしているうちに、早送りと再生ができなくなる。テープが絡まる。
メカの老朽のせいかプーリー同士がうまく接触できづらくなっていた。
TVを視聴してみる。ICF-5900と同じポップアップアンテナは問題なくのび太。
何とか音は聞こえてきた。
映像がはっきり出てこない。やはり古くてブラウン管が痛んでいるのか。。。。
(電波環境の悪いところで受信したので、映像が出てこなかったことが後日判明。)
ラジオは全く問題なし。
オークションで落札したラジオの出品者が、ジャッカル300も出品していたので、落札して一緒に送って頂いたもの。
かなり大きな梱包で届いたが、別々に落札して送られるよりは安い送料で済んだ。