Radio , rokkaku , and ,etc...

雑食オヤジの日記

自転車で大地の芸術祭:5 with 激坂!

2012-09-27 | 自転車
 
昨日の疲労にめげず、再び十日町駅にやってきました。
 
自転車を組み立てていると、地元の人が話しかけてきた。
 
ロードバイクを見て、「ギヤがたくさんあってどこでも行けそうだね。」
 
ほとんど平地が無い十日町の人は目の付け所が違うな、と妙に感心。
 
 
柱から出ているパイプ群。これもアート?
 
 
 
とりあえず鉢集落に向かいました。
 
信濃川を渡っていきなり上り坂。
日差しもビリビリ。
 
 
すでに稲刈りの時期で、ツールド妻有のジャージのイラストのような
風景に思わず写真を撮られてもらいました。
 
集落を見下ろす高台では、竹に結んだ幟のようなものが、今日も暑くなりそうな気配の風ではためいています。
 
 
 
 
これを叩いて目覚ましのするのかな?
 
みんな違う音がします。
 
 
有名らしい鉢の石仏を訪れてみました。
 
写真は手ぶれでダメになるほど日差しが無かった。
おかげで木陰で(だじゃれ?)とっても涼しい。クーラーいらないわ。
 
お賽銭でもと思ったが、土足で石床に上がってはいけないとの説明書きに躊躇。
10mほど先の賽銭箱に投げ入れようとも、バチがあたりそうで困った。
仕方ないので石仏のひとつに乗せて、激坂でほてった身体を涼ませてもらったお礼をこめて置いてきた。
 
 
 
次の集落では、アートの隅っこに清水と冷やしたキュウリが。
お言葉に甘えて1本かじって、お礼の一言をノートに記す。
水は美味しくて3杯頂きました。文字通り名水です。
 
 
名ケ山集落にやってきました。
まだ20kmも走ってないと思うが、もうかなり来た気分。
 
集落の下の方にあった家の2階の小部屋から稲刈りの様子。
部屋に流れていた十日町小唄を聴きながら。
 
十日町には「天神囃子」という歌があるが、若い人はもう歌わないのかな。
乾杯の前に年長者が歌うのだけど。良い文化だと思う。
 
 
もうひとつこの地域の中心的会場にて。
 
カフェでカレーを。
 
 
 
旧十日町を離れて、松代地区へ。
農舞台から坂道をドントン登って、芝峠への右折を勘違いしてそのまま行って下って、
柏崎市の標識を見て間違いに気がつき、再び登って引き返すというオマケ付き。
自転車だといちいち地図を広げられず、思い込み行動に頼ってしまうんだなぁ。
寄ってみたいポイントがこの下の集落にあり。
 
激坂だよ~。
 
行きはよいよい下り坂。
 

無謀にもこの猛暑の中、ミニクーパで来ている若者あり。

バッテリーが上がってしまい、押し掛けするので手伝ってほしいと。

駐車場で3人ほどで思いっきり押して、押しがけに成功。

いまどき珍しい光景でした。これもアート?

 

 
 
途中のアート
 
 
 
 
最後に立ち寄った犬伏集落。
3世代家族の表札や橙色のコールサインプレートがそのまま残されてあって、思わず写真に納めてしまった。
帰り際、空を見上げたら144MHzの八木がまだ上がっていた。
 
 
 
この集落は和紙がテーマ。
 
 
 
よくわからないが着席するとお地蔵さんとにらめっこすることに。
写真の撮りようが他にあったろうに、と反省の一枚。
 
帰宅後、ガイドブックによれば火葬場跡地だとか。
 
 
 
2日目はデジカメの充電をし忘れて、スマホのカメラのみです。
 
 
 
これにてアートトリエンナーレ、大地の芸術祭の巻はおしまい。
 
 
走行距離:85km
獲得標高:2450m (ちょっとあやしいかな。トンネルでの空気圧の影響があるかも。追記10/03)
 
2012/Sep./16
 
Comment
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

自転車で大地の芸術祭:4

2012-09-26 | 自転車

自転車は、R405を秋山郷に向かいました。

地図では平坦に見えるのですが、じわじわ高度を上げています。

田んぼの中の道路から標識に向かって集落の方へ向かいます。

 

昔は旅館だったのだろうか。出窓がそう思わせます。

それとも看板はアートの一部?

右奥に、宇宙人みたいなのがこっちを伺っています。

 

裏に回ると作品らしいものがありました。

 

あまり深く考えないことにします。(笑)

 

R405へ再び向かいます。

前方の山の上にはきれいに木が植わっていて、アートに感じてしまいます。

このまま登っていきたかったのですが、更に奥にあるアート作品が気になりますので、それは帰りにでも。

 

東京電力中津川発電所。

どうやって水をポンプアップしているのか。しばし観察を。

このあたりから写真を撮る余裕が無くなりました。

どうやら魚沼スカイラインで足を使いすぎたせいか、脚が攣り始めました。

回しながら回復を図りましたが、いよいよ両足がイってしまいました。

作品の所までは、と歩きも入れて根性でたどり着く…。

しかし、降車の際に強烈に攣って、恥ずかしいがそのままの体勢でやりすごす。

やっとのことで痙攣が止まって、入り口で聞けば、「宿泊施設ですよ。」、と。

「では、食べるとこはありますか?」

「あの坂を登ればありますよ。」

「・・・・・・・。ありがとう…。」

もう登れる脚はありません。退却です。

当然下り基調なのだけれど、来た道だから登りもあったよなぁ。

登りは自転車を引いて歩く…。

ようやく下りオンリーになり、漕がずに下っていって、蕎麦屋に飛び込んだ。

去年も山古志でこんな状態になったよな。あの日も暑かったよな。

と暑さのせいにしておいた。

 

というわけで、時間も気になりだし、もうほかか寄らずに津南駅に一目参。

よろよろと。

駅ビルに温泉があるんです。

 

 

裏手にはスキーリフト。駅からゼロ分。

 

ではこれに乗って帰ります。

明日もまた来ます。

 

2012/Sep./15

Comment
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

自転車で大地の芸術祭:3

2012-09-24 | 自転車

更にR353を下り、しばらくして倉俣大橋へ左折。

ちょっと有名な作品が見えてきました。

 

その前に周辺のアートを散策。

上、下、どちらの作品も意味がよくわからないが、そのまま受け入れよう。

 

 

この作品の鑑賞台に立って撮影。

津南方面を見てきたという一人旅のおばちゃんに声をかけられる。

見てきたアート群の意味がわからない、という。

僕もわからないので、そのまま頭にとどめておけば、いつか解る時が来るんじゃないですか、

と答えておいた。

 

で、この作品。

風が吹いてきたら、ほら向こうのきれいな景色がみえてラッキーでしょ。

そう解説。

納得してもらえた様子。

 

 

 

 

後々になって、

 

マリリン・モンローのスカートと同じじゃん。

 

そんな解釈が頭をよぎった。

 

 

 

フェーン現象で暑い。新潟県内36度。

2012/Sep./15

 

Comment
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

自転車で大地の芸術祭:2

2012-09-20 | 自転車

 

整備された道路で快適なダウンヒルを楽しんで、清津峡にある「家」にとうちゃこです。

下り坂はらくちんですが、スピードの出し過ぎは禁物ですよ。

なんのメリットもございません。転べば自分自身が大損害を被ります。

 

おばさん達のあとについて、おじさん(自分)も入場。

黄色のパスポートがあればハンコを捺してもらってフリーですから、ご興味の方は3年後にご購入ください。

上から覗く芸術ボックス?

 

二階に上がるとこんな様子。

花火か蛍か。椅子にこしかけてしばし鑑賞しました。

 

裏手の清津川ではカップルが魚釣りを楽しんでいます。

川においたフォールディングチェアが涼しそうですよ。

 

水玉のかかし。

ツール・ド・フランス的?? 赤い水玉山岳ジャージなら。

 

あまり人が訪れないこんなところも。

若い女性と遭遇し、一言二言。

それも大地の芸術祭の魅力ですかね。

 

さらに国道を下っていくと、「冷やしトマト」の看板。

9月も半ばでも猛暑の新潟。

早速止まって喉を鳴らして注文しましたが、「冷やしたスイカ」になりました。

地元のおばちゃんとおしゃべりをしながら、一切れで足りず、二切れを300円。

八色スイカは時期は過ぎて無いけど、自分が栽培したスイカだそうです。

熊の1頭まるまるの毛皮も販売中。

糸瓜など農産物を買って帰りたかったけど、自転車ではあきらめるしか無い。

でもスイカを1個丸ごと買って、湯沢まで峠を越えていった猛者な自転車野郎もいたとか。

 

続く。

2012Sep.15

 

Comments (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

自転車で大地の芸術祭:1

2012-09-18 | 自転車
アートトリエンナーレ 大地の芸術祭 を楽しみに、
平坦な道は無い妻有(十日町市)へ旅してきました。
 
8月に開催されてた「ツール・ド・妻有」で自分も作品になって120kmコースを自転車で完走し、地域のありように感動して再訪してみたのです。
 
初めてのロードバイクで輪行。
いい年こいて、ワクワクと少しの緊張感。
 
信越本線(+上越線)から、いよいよ飯山線に乗車。
路線バスと錯覚しそうなワンマン電車です。
車椅子スペースにロードバイクを置かせてもらいました。
もちろん車椅子の方がいれば退去です。
 
 

最近きな臭いので、まずは「平和」を祈りましょう。
 
「金色茶屋」早朝のせいで、まだ閉店中。
建物関係は、みな10時から17時30分までしたので、各々写真撮影のみで次へ。
 
 
 

早すぎて行くところ無いので…、いえ本当はこっちが目的地でした。
 
「虎の穴」 (歳がバレる)
 
女子レスリング合宿道場。立ち漕ぎしないとたどり着けない激坂の途中にあり、
世界一に鍛えられるのは当然と納得しました。
誰か激坂を自転車で合宿しませんか。温泉宿もありますよ。
 
 
更に立ち漕ぎをして魚沼スカイラインにたどり着きました。
 
湯沢方面。
フェーン現象で下界は暑いんだろうな、というほどの南風が吹いていました。
 
あとはダウンヒルを楽しむのみ。
人生下り坂最高ー!の境地です。
 
苦あれば楽あり、そして苦あり。
続く。
 
2012Sep.15
 
Comment
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする