カラとは、滑車がなまってカラとなったようである。
何に使うかというと、糸を引く方向を変える時だ。
合戦になると、風上の組はそのまま引けば良いのだが、風下の組は、合戦場内で引くには、カラを支点にして引く向きを変える必要がある。
カラ手は、常に凧の挙動を見ていなければならない。
凧が地面と水平に近い状態になることを、「のす」をいう。
このまま引き続けると、凧が逆様になり地面に激突落下となる。
それを避けるためにカラを外す。
また、糸を引き続けて、糸が絡んだ点がカラより相手側に行き、糸が低くなってきた時などにカラを外す。
この判断を誤ると、合戦に負ける確率が高くなる。また、「何やってんだ!」と怒鳴られる事となる。
見附・中之島では、土手上で合戦を行うため、合戦の凧が空中にある時、引く凧糸(綱)の方向転換のために使用されている。
土手ののり面に固定されていて、三条よりかなり大型である。
三条のそれは、可搬型で片手で持ち歩ける大きさ。
何に使うかというと、糸を引く方向を変える時だ。
合戦になると、風上の組はそのまま引けば良いのだが、風下の組は、合戦場内で引くには、カラを支点にして引く向きを変える必要がある。
カラ手は、常に凧の挙動を見ていなければならない。
凧が地面と水平に近い状態になることを、「のす」をいう。
このまま引き続けると、凧が逆様になり地面に激突落下となる。
それを避けるためにカラを外す。
また、糸を引き続けて、糸が絡んだ点がカラより相手側に行き、糸が低くなってきた時などにカラを外す。
この判断を誤ると、合戦に負ける確率が高くなる。また、「何やってんだ!」と怒鳴られる事となる。
見附・中之島では、土手上で合戦を行うため、合戦の凧が空中にある時、引く凧糸(綱)の方向転換のために使用されている。
土手ののり面に固定されていて、三条よりかなり大型である。
三条のそれは、可搬型で片手で持ち歩ける大きさ。