北海道旅行最後に訪れた観光地オンネトーは、
「北海道三大秘湖」と言われる湖のひとつ、
足寄町(あしょろちょう)の神秘的な沼で、
見る場所や角度の違いによって、
湖の色を変えると言われている五色沼です。
湖畔展望台からの眺め
ここからは雌阿寒湖と阿寒富士が一望できます。
「オンネトー」とは、
アイヌ語で「老いた大きな沼」という意味だそうです。
道を隔てて向かいの山を800mほど軽い登山をすれば
オンネトーを見降ろすこともできます。
↑こんな山道を20分くらいのぼると見えてきます。↓
かなり急だけど、「登山口」ではなく「登り口」とあったので、
登山のフル装備をしなくてもなんとか辿りつけました。
でもしんどかった~。
展望台に着くと、赤ちゃんを抱っこした若いご夫婦がいらしたり、
下山途中には、60代位のご夫婦と娘さんらしき家族にも出会い、
何故かほっとしました(笑)
この登山でタイムロスをしてしまい、
予定していた釧路湿原は諦めて、
「たんちょう釧路空港」へと向かい、機上の人となりました。
完
北海道旅行最終日も早朝から移動を開始して、
硫黄山へ。
水蒸気が噴出しているすぐ近くで撮影することが出来ます。
硫黄山をあとにして、
もう一度摩周湖に立ち寄る為の移動途中に見えた、
屈斜路湖。左の岩肌が見える山が硫黄山。
双湖台から見下ろしたペンケトー、パンケトー。
奥にチラッと見えるのがパンケトー。
手前は、北海道のかたちにも見えることから人気のペンケトー。
この湖は、雄阿寒岳の噴火により、
阿寒湖が堰き止められてできた湖だそうです。
このあと前日夕刻に訪れた阿寒湖を経由して、
北海道三代秘湖のひとつオンネトーへと移動します。
野付半島から80kmひた走り、
湖に流れ込む川も、湖から流れ出す川もない摩周湖へ。
霧、晴れてました~
裏摩周展望台より
摩周湖の真ん中に浮かぶ小さな島(カムイシュ島)もしっかり見えます。
夕刻の第一展望台より
お土産屋さんのスタッフさんに因ると、
お盆期間中は全く見えなかったとのこと・・・(この日は16日)
とってもラッキーでした。
翌日早朝の第三展望台より
翌日も綺麗に晴れていました。
「霧の摩周湖」と言われるくらいなので、
霧のかかっている摩周湖も見てみたかったなあ・・・
というのはわがままでしょうか?(笑)
時系列が前後したけど、
裏摩周展望台から第一展望台へ向かう途中立ち寄った、
「神の子池」
摩周湖の地下水によってできた青い水を湛える池です。
摩周湖(カムイトー=神の湖)の伏流水からできているので、
「神の子」池と呼ばれるそうです。
小さな池だけど、とても神秘的で美しい池でした。
フラワーロードと呼ばれる、
両側は海に挟まれた一本道をひたすら走って野付半島へ。
ネイチャーセンターに車を停めて一歩車外に出ると、
まあ寒かった寒かった!!
冷たい風が吹き付け、冬の荒れた海のような大きな波の音も響き、
「確か・・・今は8月やんなあ」と、
自問自答して確認している自分がいました(笑)
野付半島ネイチャーセンターから30分程歩くと、
「この世の果て」と呼ばれる、
「トドワラ」という所に着きますが、
タイトなスケジュールの為、
私達はこのトラクターバスに乗って移動しました。
以前は、トドマツやエゾマツからなる原生林だった所が、
年々海水に浸食され立ち枯れの森となり、
今では荒涼とした景色になっています。
トドワラ
ハマナスの花もそこここで見ることができました。
そして、更に浸食が進み、
今では立ち枯れの木々も風化により数が減ってしまいました。
このトドワラは、いつまで見ることができるのかわからない、
貴重な景色になってしまっているそうです。
さあこのあとはまた、
コンビニも道の駅も無い80Kmを一気に移動します。
自然保護のため、知床自然センターまで車で行き、
そこからシャトルバスに乗り換えて知床五湖に向かいます。
ここでもタイトなスケジュールのため、
ショートコース800mほどを歩いて、
知床五湖の一つだけを写真におさめました。
それでも、ここから臨むオホーツクの海の蒼さにまたまた感動です。
そして、オホーツク海はここで見納めとなります!
斜里町からよく耳にする羅臼町へ・・・
とても寒いです
知床峠
お天気が良ければこの方向に北方領土が臨めるそうです。
峠を下りて、国道335号線を走っていると車窓から、
かすかに国後島を見ることが出来ました。
こちらはもう太平洋。
お天気も太平洋側のほうがくもりがちで、
海の色も心持ちどんより
さあここから、
「片側一車線の道路の両側は海!」という、
津波がきたら逃げようがないような一本道を走って、
野付半島へと向かいます。
北海道旅行2日目は、6:45の朝食までに戻ってこれるように、
朝4:30に起床して(泣)
前日、日没のため観光できなかった滝を二ヶ所見に行ってきました。
知床斜里町の気温は14℃。
パーカーを着てなんとかしのぎました。
オシンコシンの滝
三段滝
そのあとホテル近くまで戻り、
ウトロ港近くにある、
高さが60mもある巨岩オロンコ岩へ向かいました。
なんと170段あまりの急な石段をのぼります。
170段とひとことでいいますが、
段差自体も大きく、
手すりはあるものの岸壁をのぼっているようなもので、
高所恐怖症の私は時折り足元がふらついて怖い思いもしました。
しかし、のぼっていくと意外や意外、
頂上は平らで、プチ遊歩道のようなものもあり、
それまでの恐怖はどこへやら・・・
岩礁が透けて見えるほど青く澄んだ綺麗なオホーツク海や、
ウトロの町並みが見下ろせ、
遠くには知床連山を見渡すことができました。
一度ホテルへと戻り、朝食とチェックアウトを済ませて、
8:15出航の硫黄山航路の観光遊覧船に乗船しました。
なんてタイトなスケジュールなんでしょう(笑)
おーろら号
プユニ岬~フレぺの滝~男の涙~象の鼻~五湖断崖~
カムイワッカの滝までの、往復1時間15分の遊覧です。
このあと、知床五湖を巡り、一路知床峠へ・・・
一昨年の人生初の北海道(道央・道南)に続いて、
今年は道東への旅行を慣行しました。
以前、北見・旭川で生活したことがある友人のアドバイスをもとに、
寒さ対策を万全に、いざ出発です。
伊丹より羽田で乗り継いでオホーツク紋別空港へ
紋別では、
「カリヨン広場」から初めて見るオホーツクの海の蒼さに感動です。
かわいらしいクリオネを観たり、
マイナス15度の空間で本物の流氷に触れてみたり出来る、
「オホーツク流氷館」を経由して、
いよいよ「博物館 網走監獄」へ。
この日の走行距離約200㎞
明日に備えて、wacciのラジオを聴きながら就寝(笑)