とんとんからしのあるがまま

ゆっくりと、のんびりと、ゆる〜いシニアの日々を綴ります。

椿・その二(俳句)

2023-02-26 | 俳句

2/16 ・・・森の交流センターにて 続き

 

日を浴びて椿輝く時を知り

 

眠剤の味は知らざる落椿

 

鳥声にふふとほころぶ椿かな

 

暗闇にぽつと椿の灯りかな

 

星と咲く椿ひんやり森の中

 

声かけて椿の名前確かめり

 

咲ききりて並べて椿の無言なり

 

ぽつてりと椿は艶を極めけり

 

屍は木の下にあり椿燃ゆ

 

椿揺れ明日へと続く“さようなら”

 

今日も明日も、愛に溢れ平和でありますように。

 

※写真、俳句共、転載、転用を禁止致します。