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つれづれなるままに・・・・

縁の糸

2010-07-10 | 日記
今日、娘が学校の部活動で楽器のレッスンを受けてきた。
先生の名前を聞いたら聞き覚えのある苗字だったから
娘には「きっと○○先生だから、よろしく言っておいて」と言った。

私の予想は的中。
私の友人のお母さんで
学生時代に随分御世話になった先生だった。

先生は、娘を見てびっくりしたらしい。
というのも、まだ赤ちゃんの頃、家に連れて行ったことがあるからだ。
もちろん娘は先生のことを覚えているはずもなく・・・・

それにしても、縁っていうのはすごい。
まさか、娘までが御世話になるとは思ってもみませんでした。

先生には本当に御世話になった。
友人が同級生だったこともあって本当に親切にしてもらいました。
しかし、その友人は病気で大学4年生の時、この世を去りました。
時々、病院へ同級生達とお見舞いに行ったり、手紙を書いたり
とにかく元気になることを願っていた。
その願いは通じることなく・・・本当に悲しい出来事だった。
亡くなる前友人から届いた手紙は
今でも大切に保管してある。
思い出しても本当に辛い出来事です。
私以上にお子さんを失くした先生のショックというのは
想像できないほどだったと思う。
もし、子ども達が同じようなことになれば
私も簡単に立ち直ることは出来ない。

それから長い時間が経ちましたが、
先生はとてもお元気そうで、
相変らずシャキシャキとしておられたそうだ。
それを聞いてとても安心した。

ひょっとしたら、天国にいる友人が
娘と先生を引き合わせてくれたのかもしれない。
私と先生の縁が切れないように。
縁って本当に不思議・・・
多くの人との縁をこれからも大事にしていきたいと
あらためて感じた。