パカエンブー旅行記 序章

　１２月２８日から１月４日まで、僕がJICAでブラジルで最初に派遣されたパカエンブーというサンパウロから６５０キロメートル内陸に入った町へ旅行してきた。
　
　ポルトアレグレからサンパウロは飛行機で３時間（フロリアノポリス経由のため）、サンパウロからパカエンブーまではバスで８時間。サンパウロ市に私用で行くのも久しぶりなので、リベルダージでショッピングを楽しませてもらった。
　
　旅行というのは２種類あると思う。１つは既に知っている土地に行って、知人との再会などを楽しむ旅行。もう１つは全く知らない土地を訪ねて、その土地の風物や自然などを楽しむ旅行。
　
　今回の旅行は前者のタイプの旅行である。パカエンブーには３年間住んでおり、２年後に１度訪れたが、それ以来実に６年振りの「里帰り」であった。２年後に１度訪れた際に会わなかった人とは実に８年ぶりの再会となった。
　
　結論から言わせてもらえば、今回の旅行は人生で一番楽しい旅行であったと言っても過言ではない気がする。多くの人との再会、彼らとの情報交換は本当に有意義で、僕がこれからの人生を生きていく上で大いに参考になり、プラスのエネルギーを分けてもらった気がする。
　
　今回の旅行を通じてブログに書きたい題材が本当に多くあり、１度には書ききれないため、幾つかに分けて今後書いていくこととする。