市原悦子さんが12日にお亡くなりになりました。
樹木希林さんに続き、また一人好きな女優さんが天に召されました。
日本昔話のナレーションのように、独特の声と表現は耳に残っています。
希林さんは晩年、映画出演が多かったけれど、市原さんはドラマが多い。
二時間ドラマの再放送を見ても、主演番組がとても多いので、
毎日のようにBSで再放送を見ているような、感覚があります。
家政婦さん、弁護士、刑事、どれもシリーズ化されていて、
内容は分かっても、ながら見するので市原さんの台詞だけでも楽しめます。
おばさんデカで、売れない官能小説家の夫役、蛭子能収さんとの絡みは、
何度見ても面白いと、歳をとって思うようになりました。
忌野清志郎さんと共演された、サスペンドラマの雨宿りの恋〜うさぎと亀より〜
どんなご縁で共演されたのかと思うと、何だか繋がっているようで嬉しかった。
昨年から手本となるような先人達が、次々とお亡くなりになり、
私もいつまでも背中を見ているだけでなく、表に出なくてはと思い、
そういう年廻りに成ったと、感じるこの頃です。
市原さんの出演されたドラマを見ながら、編み物するのも、
今までとは違う想いのようにも、感じます。
多くの作品を残されたので、容は違うけれど私も励みになります。
市原悦子さんのご冥福をお祈りします。