ゆきちゃん通信++tomiの日記++

自閉症の娘、由紀子の毎日と
母の生活を綴っています。

がんばっちゃいました。\(@^0^@)/やったぁ♪

2006年06月07日 | ゆきちゃんの日記
いよいよアイスクリームの日・・・

いや!登山の練習の日です。(笑) 
 

朝から、機嫌よく起きてきた由紀子。 

私は今日も何も言うまいと心にきめていたので、
いつものとおりに朝の準備を進めました。 

由紀子も今日のことはわかっているはずですが、
何も言いませんでした。 

ただ、学校へ行く車の中で、
いつもより静かなゆきちゃんでした。 
 

以前の私なら、
きっと今日のスケジュールを確認させて、
由紀子に納得させようとがんばっていたのですが、

最近の学校での取り組みから
由紀子には励ましの声かけなどは
逆効果だとわかってきました。 


由紀子が心の中で戦っているときは
何も言わないのが一番なのです。 

母も13年目にして、
やっと気がつきました。 
 

さて、結果は? 
 

往復5キロの道のりを
由紀子はみんなと一緒に歩いてきました。 

ヤッタネ!!(v゜ー゜)ハ(゜▽゜v)ィェーィ♪ 
 

先生の報告では、
朝からまた
「○○には行かないよ!」
と言ったらしいのですが、

先生が無言で黒板に昨日話した楽しい事を書いて、
その下にキャンディやお弁当、
そしてアイスクリームの絵を貼っていくと、

それをじっと見ていた由紀子が自分から

「行こうか!」

と言って動き出したのだそうです。 
 

まさに、S田マジックです。(笑) 
 

そして、前回の校外学習のときに
出発式で「がんばろ!!」の声かけに反応して
出かけられなかったことを踏まえて、

先生は学年の先生方に
なるべくそのような言葉を使わないでほしいと
お願いをしてくださったそうです。 
 

本当はみんなの気持ちを高めるために、
「がんばるぞ!お~~!!」とか
言ったほうがいいのでしょうに・・・

本当に申し訳ありません。 
 

も、そのおかげで由紀子は
スムーズにスタートを切ることができました。 
 

お約束のキャンディにお弁当、
そしてアイスクリームをたべて大満足で帰ってきました。 
 

最後の坂ではダッシュまでしたとか・・・ 

こだわりさえ乗り越えれば、
体力はあるってことですね。 
 

こだわりは潰すことはできないけれど、
周りの配慮と工夫があれば乗り越えることができるんですね・・・。 

なんだか、由紀子のこれからに
少し希望の灯りが見えて来た気がします。 
 

家に戻っても上機嫌の由紀子。 

きっと、最後まで歩けたことで
自信がついたのではないでしょうか? 


家族に私が報告をするたびに、

<o( ̄^ ̄)o> エッヘン!!のゆきちゃんでした。


=END=
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする