ゆきちゃん通信++tomiの日記++

自閉症の娘、由紀子の毎日と
母の生活を綴っています。

作業班

2008年05月01日 | ゆきちゃんの日記
高等部での作業班が決まりました。 

今年は手工芸班です。 

刺し子やビーズなどの作品を作るようです。 
 

高等部に入学してからずっと各作業班の体験をして、
先日希望調査がありました。 

写真を見ながら第一希望から第三希望までを自分で決めたのだそうです。 
 
第一希望・・・手工芸班 
第二希望・・・木工班 
第三希望・・・せっけん班 
 

第一希望はなんとなく解かるのですが、
第二希望の木工班は意外でした。 

先生の話では、
体験学習のときにのこぎりで木片を切らせてもらったらしいのですが、
切り終えた木片がポトンと下に落ちた時に
とても喜んでいたらしいのです。 

それが快感だったのでしょうか?(笑) 
 

新しい体験で木工班も面白いかもしれませんが、
アレルギー鼻炎の由紀子にとってはあの作業場は大変かもしれません。 

それと、せっけん班も粉石けんを作るので、

ここもね・・・。 
 
でも、私はもう口出しはしないつもりだったので、
先生から希望を聞いたときにそのままでお願いをしました。 
 
そして、今日無事に第一希望の作業班に入れたわけで・・・

良かったです。 
 
さっそく今日から作業があったらしいのですが、
楽しかったといってクラスに戻ってきたそうです。 

作業班の担当の先生もよく頑張っていたと言ってくださったようで、

一安心です。 
 
それに筋がいいと誉めていただいたそうで・・・(笑) 

今日は刺し子をしたらしいのですが、
何度か針から糸が抜けてしまったそうです。 

その度に 

「先生、糸が抜けました。」 

と、先生に報告ができたとか・・・。 
 
これは中学部の織物班での経験が役立っているんだと思います。 

織物班に入ったばかりの頃は織り機の糸がおかしくなっても 

「しまった!しまった!」
o(><*)o o(*><)oジタバタ 

と叫ぶばかりで、
報告など全然できなかったのですが、 

作業学習の中で先生方が 

「トラブルがあったときにはきちんと報告するように!」 

と、くり返し教えてくださって、
こうしてきちんと報告ができるようになったのです。 
 

高等部になって思う事は、
中学部のときに頑張った事は
確実に由紀子の力になっているということです。 

過保護の私はいつも心配ばかりをして、
時には足を引っ張ってしまったけれど、
由紀子は確実に成長していたんですね。 
 
これからも高等部でいろんな経験をして
いろんな事を勉強していくのでしょうが、
きっとこれも一つずつ由紀子の力となって行くんですよね。 

どんな事を学んで大人になっていくのか楽しみです。 

もう邪魔をしないように気をつけなくっちゃね。(笑) 
 

由紀子が上手に針を使えるようになったら、
中学部のときに織ったさおりを使って、
何か作品ができたらいいですね。
o(@^0^@)o ワクワク

=END=
コメント
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