ゆきちゃん通信++tomiの日記++

自閉症の娘、由紀子の毎日と
母の生活を綴っています。

心が折れる・・・

2008年08月23日 | ゆきちゃんの日記
夜中の2時過ぎに由紀子がパニックを起こしました。 

最初は小さなパニックだと思ったので
様子を見ていたのですが、

途中からだんだんひどくなって、
薬を飲ませる決心をした頃には
もう手がつけられないくらいひどい状態になってしまいました。 
 

ものすごい力で頭を叩き続けて、
押さえれば私に噛み付いてくるし、
手を離せばまた自傷するし・・・

どうしたらいいのか解らなくなってしまいました。 
 

私が止めれば止めるほどひどくなるような気がしたので、
一人にして様子を見ることにして、
私は部屋を出たのですが、

その間の自傷のひどかったこと・・・。 
 

30分ほどで落ち着いて由紀子は眠ってしまいましたが、
その後になって急に由紀子の頭の事が心配になってきました。 
 
あんなに力いっぱい叩いたら、
脳に出血したりしないのだろうか? 

そんなことを考えれば考えるほど
目が冴えて眠れなくなってしまいました。 
 

朝、起きてきた由紀子は食事はしましたが、
元気がありません。 

しかも、すぐにまた眠ってしまいました。 

そして、夕方までボーっとした状態が続いて・・・。 
 
これは、パニックの時に飲ませた薬のせいもあるでしょうが、 

頭を叩きすぎた影響もあると思います。 
 

うつろな表情をしている由紀子を見ながら、 

あのパニックの時に一人にしたのは間違いだった・・・ 

どうして、押さえ込んででも自傷を止めなかったのか・・・ 

薬を追加してでも、無理に眠らせてしまえばよかった・・・ 

と、後悔をしました。 
 

すっかり自信もなくなっちゃって・・・。 

心が折れるってこんな感じでしょうか? 
 

そんな時、まーまーがお休みで帰ってきました。 

仕事柄、自閉症のパニックの現場を何度も経験しているまーまーは、 
それくらいなら大丈夫だと言ってくれましたが、

やはり自傷のひどい時は
押さえ込んででも止めるべきだといわれてしまいました。 
 

そして夕飯前、
由紀子がちょっとしたことがきっかけにまたパニックを起こしました。 
 

今度はまーまーが身体を張って止めてくれて、
短い時間でパニックは治まったのですが、
その間の由紀子の興奮状態はすさまじいものでした。 
 

再び落ち込む母ですが・・・ 

そのパニックをきっかけに由紀子が覚醒したようで・・・ 
 
その後はすごくご機嫌で、
笑顔が戻ってきてルンルン! 
 
いったいどうなっているんでしょうか? 
もう訳がわからない!!
(><;)わからん  
 
 

今日は由紀子に振り回された一日でした。 

でも、また由紀子の笑顔が見られて、
ホッとして一日が終われてよかったです。 

折れた心は次のパニックまでに立て直さなければ・・・ 

でも、次に夜中のパニックが起きたら、
迷わず薬で眠らせてしまいたい。 

頭を叩く音はもう聴きたくない! 

それが正直なところです。 
 
=END=
コメント
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