ゆきちゃん通信++tomiの日記++

自閉症の娘、由紀子の毎日と
母の生活を綴っています。

プールの追記

2009年02月22日 | ゆきちゃんの日記
昨日の日記に書き忘れていました。 
 
プールでの由紀子の泳ぎ方についてです。 
 
自由形で・・・(笑)

 
足をまったく動かさずに
手だけで25メートルを泳ぐのですが、 

遠くから見ていると、
水中をもぐって泳いで行き、 
呼吸をするときに頭が見えて、
時々、ポコリとお尻が見えます。 
 

そのポコリがどうやって起こるのか・・・

検証してきました。(笑) 
 
 
だって、腕の力だけで泳ぐのに、
どうしてお尻が浮いてくるのか?
 
不思議でしょう??
(゜ー゜*)ネッ!  
 
 
まず、手は平泳ぎのような動きをします。 
 
最初はちゃんと浮かんでいるのですが、
足を動かさないので身体がだんだん立って来ます。 
 
そして、プールのそこに足が着くか着かないかの位置で 
タイミングよく大きく腕を動かして呼吸をして 
また、頭から水中へもぐって体勢を整えながら進んでいきます。 
 
それでも、身体が立って足がプールのそこに触ってしまったその時!! 
 
 
突然、体中の力を抜いて、
全身で浮上してくるんです。(笑) 
 
 
水面にうつぶせの状態で浮かんで・・・

まるで気を失っているみたいに 
しばらく黙って浮いているんですよ! 
 

その時、遠くから見るとお尻がポコンと浮いて見えるわけです。 
o(〃'▽'〃)oあははっ♪  
 

その状態・・・わかるかなぁ~? 

 
一瞬、本当に気を失っているかと思いましたよ!(笑) 


 
完全に身体が浮き上がったら、
また何事も無かったように泳ぎ始めるんです。 
 
この不思議な泳ぎかた・・・
本当に大きな魚が泳いでいるみたいですよ。 
 

しかも、泳ぎながら顔は笑顔です。(笑)
 
時々、舌をだして泳いでいるときもあります。
 
全身の力を抜いて、完全にリラックスをしているようです。
 
 
コーチは「ドルフィンキックを覚えたらいいかも・・・」 
と言いますが、
頑固な由紀子は自分のスタイルをなかなか変えません。 

 
でも、競泳をするわけでもないし、
由紀子がこれで気持ちがよければ 
このままでもいいかな?と、思っている母です。
 
また、向上心の無いことを言ってる・・・(笑) 
 

由紀子は水の中にいるときは、
とても気持ちが開放されているように見えます。
 

感覚統合の理論の中に、
由紀子のようなタイプは
「重力不安」持っていると書いてありました。 

 
※重力不安とは・・・ 

重力に抗して動くことが苦手で、 
地面に近いところにいると安心。 
だから動かない。(感覚防衛反応がはたらく) 
毎日が不安だらけで、情緒が不安定でパニックになる。 


 
きっと水の中では重力から開放されて、
生まれる前の子宮の中に戻ったような気がするのかもしれませんね。 
 
プールを始めてよかったなぁ~と、しみじみ感じています。

=END=
コメント
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